正社員よりも稼げて自由!?薬剤師がパートや派遣で働くメリットとデメリット

こんにちは!
元薬剤師のキャリアアドバイザー、伊集院ナオコです。

突然ですが、あなたは今どんな雇用形態で働いていますか?

社員として働いている方が多いかもしれませんが、実は「パート」「派遣」といった形で働いている方も多いんです。

パートや派遣で働くメリットは、勤務時間や勤務日数などを自分の希望で決めやすいこと。
今、結婚や出産などをきっかけにして、フレキシブルな働き方を選ぶ人が増えています。

ただ、気になるのはパートと派遣のどちらで働いたほうがいいのか、ですよね。
今回は薬剤師がパートや派遣で働くメリットとデメリットを整理して説明します。

派遣で働くメリットとデメリット

薬剤師が「派遣」として働くメリット

  1. 時給が高い
  2. 職場への交渉を派遣会社がしてくれる
  3. 職場が合わなかったときに勤務先が変更しやすい

薬剤師が「派遣」として働くデメリット

  1. 期間限定の仕事が多く、同じ職場で長く働けないこともある
  2. 勤務地が自宅の近くとは限らない
  3. スキルや経験をシビアに見られる

「派遣社員」のメリットとして一番に挙げられるのは給料の高さです。
即戦力として活躍することが求められており、時給3,000円以上の求人が多くあります。
反面、スキルや経験をシビアに、かつ短期間だけ求められ、勤務先も選べないというデメリットがあります。

パートで働くメリットとデメリット

薬剤師が「パート」として働くメリット

  1. 自宅の近所など好きな場所を選べるので、通勤時間が短い
  2. 異動などの勤務地変更がない

薬剤師が「パート」として働くデメリット

  1. 時給が低い
  2. 人間関係が大変なこともある

「パート」は「派遣社員」と比べて給料は低いのですが、勤務先が選べるということを重視するのであればパートの方が良いでしょう。

ただ、派遣で働くにしろ、パートで働くにしろ自分に合った職場を見つけることが重要になります。
そこでオススメなのが「職場見学」の制度です!

職場見学することで、職場の雰囲気が自分と合うかや、求人に記載された内容と相違がないかを確認でき、事前にミスマッチを防ぐことができます。
「職場見学」には、事前に気を付けるべき以下4つのポイントがありますので、チェックしてみてください!


1.職場の年齢層や性別、雇用形態などを確認しておく
見学に行ったときに働いている薬剤師や事務員の年齢層や性別を、確認しておきましょう。
パートや派遣社員として働く場合は、社員から指示を受けることが多いので、社員との相性は大切です。
2.職員同士の会話の様子をしっかり見ておく
職員同士が話しているときの様子を見ていると、職場の人間関係の雰囲気がわかります。
自分がどんな職場の雰囲気を望むかを考えながら、職員同士の様子も観察しましょう。
3.職員の接客姿勢や混雑具合をチェックする
職員がお客さんに対してどんな対応をしているかも、しっかり確認しましょう。
「自分がお客さんだったらこの場所に来たいか?」という視点で見ておくといいと思います。
また、お客様がたくさんいて混雑しているのか、閑散としているのかもチェックしましょう。
なぜなら、あまりに忙しすぎる職場だと仕事が大変ですし、あまりに暇すぎると、経営がうまくいかずパートや派遣で働く人の仕事自体がなくなってしまう危険もあるからです。
4.求人票の仕事内容と実際の業務内容に相違がないか
求人広告や求人票に書かれている仕事内容と、実際にそこで働いている薬剤師が行っている仕事内容が同じかどうかも確認しておきましょう。

では、これらのノウハウは一体どのような状況で必要になるのでしょうか?
実際に起こりがちな状況を想定しつつ、楽しく学べるよう読み物(ストーリー)で用意してみました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

ストーリーを読む

今回の登場人物

伊集院ナオコ(32)

伊集院ナオコ

薬剤師として働いていたが、人材紹介ビジネスに興味をもちキャリアアドバイザーとして起業。
「伊集院ナオコ転職相談所」というオフィスを立ち上げた。
薬剤師経験を活かし、求職者の立場も理解した上でのキャリアアドバイスが評判となっている。

小園まり(33)

小園まり

今回の相談者。
ナオコと薬学部時代に知り合い、それ以来の親友。
薬学部を卒業した後、調剤薬局で薬剤師として働いている。
3年前に結婚し、今は夫と二人暮らしをしている。

土曜の昼下がり。
ここは伊集院ナオコの親友「まり」の家。
ナオコは、まりから相談があると声をかけられたようニャ。

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コーヒーでいい?

うん、ありがと!
まりと会うのは3ヶ月ぶりくらいだっけ?

うん、そうだね。

談笑する薬剤師のキャリアアドバイザーのナオコ

で、相談って?

実はね。
ダンナの転勤で広島に行くことになったんだ。

広島!?

そう、うちのダンナが広島出身でいつか広島に帰りたいとは言ってたんだけど・・・。
ダンナの会社の広島支店で欠員がでたいみたいで、急に決まったんだよね。

そうなんだ。
まりが広島に行っちゃうと、さみしくなるなぁ・・・。

私もだよ・・・。

・・・あれ、まりの勤めている会社って広島支店あるの?

それが、ないんだよね。

じゃあ広島で薬剤師の仕事を探すってこと?

そうなのよ。
それでナオコに相談に乗ってもらおうと思ってたんだ。

そういうことね。
広島にある薬局の正社員求人だよね。
確か募集が出ていた気がするわ。

それがね・・・。
実は私、広島に行ったら、「派遣」か「パート」として働こうかなって思ってるんだ。

え!そうなの?

うん。

まりはずっと正社員で働いてきたから、てっきり正社員で働くのかと思った。

そういうわけじゃないのよ。
理由はコレ!

焼きたてパン

・・・パン?

そう。
趣味でパン作りをしてきたんだけど、実は私、パン屋さんを始めるのが夢で・・・今ナオコが食べてるパンも私が作ったんだよ!

このパン、まりが作ったんだ・・・!
あまりに美味しいから、お店で買ってきたのかと思った。

ありがと!
パン屋の開業にはお金がかかるから諦めかけていたんだけど、広島なら東京よりも開業資金が安く済みそうだからチャレンジしたいなって思って!

パン屋さんの開業かぁ、素敵ね!
あ、でも薬剤師の仕事を探すってことは薬剤師も続けるの?

そう、開業までの間の2、3年は薬剤師として働きたいんだ。
すぐにパン屋を開業するのは難しいし、開業するための資金も、少し貯めたいし・・・。
でも、パン作りの練習の時間も確保したいから、正社員としてフルタイムで働くのはむずかしいかな・・・と思って。
だから、「派遣」か「パート」で薬剤師を続けようかなって思ってるの。

なるほどね。

で、ナオコに聞きたかったのはね。
「派遣」か「パート」、ぶっちゃけ、どっちの働き方がいいのか?ってことなの。
「派遣」は時給が高いってよく聞くから、「派遣」のほうがいいのかな?

うーん。
どっちの働き方もメリットとデメリットがあるから、まりが“何を優先させたいか?”で決めるといいんじゃないかな。

何を優先するか?

そうよ。
今から私が「派遣」と「パート」の違いについて説明してあげるわ。

ありがとう!
もつべきものは友だね~!

薬剤師が「派遣社員」として働くメリットとデメリット

薬剤師が派遣で働くメリット・デメリット

まずは、薬剤師が派遣社員で働く場合について説明するわね。
まりが「派遣社員」として働いた場合に「パート」と大きく違うのは、まりは勤務先に雇われるのではなく、“派遣会社に雇われる”ってこと。

えっ!?そうなの!?

そうなの。
このあたりイメージがつきにくいかもしれないけれど、まりの雇い主である派遣会社は、まりをいわゆる“人材の商品”として扱うの。
まりと派遣会社は、「派遣契約」っていう雇用契約を結ぶことになるわ。
そして、「まりという優秀なスタッフをお借りしたい」という会社があれば、派遣会社はその会社からレンタル料をもらって派遣するわけね。
そして、派遣会社はそのレンタル料の売上げから、まりに対して給料を支払うの。

だから、給料は、まりが勤務する会社からではなく、派遣会社から支払われる形になるのよ。

そうなんだ!
今まで、派遣の仕組みがよく分かっていなかったんだけど、ようやく分かった・・・!

ちなみに、社会保険などの福利厚生は、給料の額に応じて入ることもできるのよ。

それはうれしいね!

というわけで、まずは、派遣会社で働くメリットを3つまとめてみたわ。

  1. 時給が高い
  2. 職場への交渉を派遣会社がしてくれる
  3. 職場が合わなかったときに勤務先が変更しやすい

へ~!
派遣って時給が高いんだね!
ちなみに・・・時給って実際どれくらいもらえるの?

広島県だと、派遣の時給は2,400円~3,000円くらいが相場みたいね。
なかには3,000円以上出るところもあるみたいだけど。

時給2,400円以上!
もし、時給2,400円だとして、週5日で1日8時間、月に20日働くとしたら・・・。
わあっ、月額38万4000円かぁ!
けっこうもらえるんだね。

私は週3日で月12日くらい働ければと思っていたけど、それでも23万400円ももらえるんだもんね。

派遣は数か月単位で契約を結ぶ形なのと、期間限定の短期の仕事も多いから、長期雇用が保証されていないの。
その分、時給は高めに設定されているのよ。
だから、短期的に見ると、正社員よりも高い給料がもらえることも多いのね。

なるほど・・・。

ちなみに、うちのような紹介会社は、勤め先との直接雇用の関係にある求人、つまり「正社員」や「契約社員」や「パート」しか扱っていないから、派遣社員として働きたい場合は派遣会社に登録する必要があるの。

ふむふむ。派遣で働きたい場合は、派遣会社に登録手続きをする必要があるんだね。
ちなみに、さっきの3つのメリットの2つめの「職場への交渉を派遣会社がしてくれる」っていうのは、具体的にどういうことなの?

派遣会社の交渉

時給の値上げ交渉や職場の悩みごとを、派遣会社の担当に相談することができるってことよ。
派遣の場合、雇用契約は派遣会社と結んでいるわけだから、そういった交渉は派遣会社を介しておこなうことになるの。

そうなんだ。
私は交渉するのが得意なほうだから、いちいち派遣会社を通すのはかえって面倒くさい気がするなぁ・・・。

まあ、そういう人もいるわね。
実際に、勤務先へ直接相談しちゃう人もいるそうだけど、派遣会社を通している以上、それは止めたほうがいいわね。

じゃあさ、最後の3つめ「職場が合わなかったときに勤務先が変更しやすい」というのはどういうこと?

これはね、派遣ならではの契約スタイルが絡んでいるわ。

派遣の場合、勤務先との契約は数ヶ月単位だから、契約の区切りごとに「このまま同じ職場で仕事をするかどうか」を自分で選択できるの。

逆にいえば、勤務先からも契約の区切り毎に「この人に職場にいてもらうべきか」を判断されてしまうからシビアだともいえるわね。

へええ。
じゃあさ、もし職場を変えたくなった場合、次の職場はどう決まるの?

次の職場は派遣会社が探してくれるわ。
だって、派遣会社は人材を派遣することで収益を得ているわけだから、派遣に仕事が見つからない状態だと自社の売上げに影響が出るからね。
だから、次の仕事を見つけてくれるのは早いわよ。

そうなんだ!
派遣ってすごく合理的だね。

じゃ、じゃあさ、逆に聞くけど、派遣で働くデメリットってあるの?

そうね。
薬剤師が派遣で働くデメリットとしては、以下の3つがいえるわ。

  1. 期間限定の仕事が多く、同じ職場で長く働けないこともある
  2. 勤務地が自宅の近くとは限らない
  3. スキルや経験をシビアに見られる

ひとつめは、さっきメリットとして教えてもらった“職場を変更しやすい”反面、長期的に働けないこともあるってことだよね?

そうよ。
派遣の仕事の中には、勤務先が繁忙期だけの人手不足解消のために派遣会社へ依頼しているケースもあるの。
そういう場合、職場でのまりの評価が高くても、契約終了とともに仕事がなくなっちゃうこともあるのよね。

メリットとデメリットは、表裏一体ってわけね。

そうなの。
あとは、「勤務地が自宅の近くとは限らない」ってこともデメリットのひとつね。

それ、けっこう困るかも・・・。
パン屋を開業する以上、パン作りの練習時間はほしいから、通勤に時間をとられたくないんだよね・・・。

そうよね。
派遣で働く場合、派遣会社が取引している会社の職場が選択肢になるから注意が必要ね。
東京の港区にある派遣会社なら、港区界隈の職場。
広島市にある派遣会社なら、広島市界隈の職場に限られることが多いわ。

なるほど・・・。
自分が働きたい場所にある派遣会社へ登録することが大切なのね。

あ、あと、3つめにあった「経験やスキルをシビアに見られる」っていうのは、どういうことなの?

派遣の場合、時給が高いでしょ?
しかも、勤務先が派遣会社に支払っている時給は、まりがもらっている時給よりさらに高い時給なの。
派遣会社は勤務先からもらった時給から、自社の利益分を引いて、まりに支払うからね。

派遣会社から個人に支払われる時給は、勤務先からもらう時給の約70%~80%といわれているわ。
それを考えると、個人の時給が2,400円だとすると、派遣会社は勤務先から時給3000円~3400円くらいもらっているのよ。

そんなに・・・!

仕方ないわよ。
派遣会社もビジネスで派遣事業をしているわけだし、登録者の社会保険などを負担しているから、それくらいの時給をもらわないと割に合わないのよ。
だから、派遣で働いた場合には、勤務先からは「この人に働いてもらうのに時給3000円以上払っているけど、それに見合う仕事をしてくれているかな」というシビアな目で見られてしまうのよ。

なるほど・・・。

まぁ、まりはベテランだし、人付き合いもうまいから大丈夫だと思うけどね。

ありがと!
さすがナオコ、転職のプロね。
とっても分かりやすかったわ。

ふふふ。
じゃあ、次は「パート」で働く場合のメリットとデメリットを説明するわね。

薬剤師が「パート」として働くメリットとデメリット

薬剤師がパートで働くメリット・デメリット

じゃあ、次は「パート」の場合ね。
まずはメリットについて説明するわ。
「パート」で働くメリットは以下のふたつね。

  1. 自宅の近所など好きな場所を選べるので、通勤時間が短い
  2. 異動などの勤務地変更がない

通勤時間が短いのはいいよね。
今は満員電車に揺られて通勤してるから、徒歩で通勤できたら魅力だなぁ。

通勤時間が短くなれば、パン作りの練習もしやすいものね。

うん、そうなの。
あと、メリットの2つめの「勤務地変更がない」っていうのは、パートならではね。
基本的にはパートはその勤務地で働くスタイルだから。

その通り!

私にとっては、勤務地が自分で選べるのはメリットが大きい気がする。
・・・となると気になるのはお給料かなあ。
派遣と比べて、パートの時給はどれくらい低いのかが気になる・・・。

そうね。
派遣よりは低くなるけれど、すごく低いってことはないわよ。

あ、そうだ。
うちの転職相談所が提携しているリクナビ薬剤師のデータベースから、広島県の調剤薬局でのパート求人を調べてみるわね。
えーと、「広島県」「パート・アルバイト」と条件を絞り込んで・・・と。
あっ、1,050件もヒットしたわ!

ざっと見た感じ、調剤薬局だと時給1,700円~2,000円くらいが多いみたいだね。
ドラッグストアだと時給2,000円~2,400円くらいかな。

ふむふむ。
派遣と比較すると、500円前後安いって感じだね。
思っていたよりも、お給料高いかも・・・。
パートっていうくらいだから、もっと安いものだと思ってた。

そうね。
薬剤師の仕事は専門職だから、パートであっても高い時給がもらえるのよ。

ただ、パートの場合は職場の変更ができないから、そこで働く人たちとの人間関係は大切にする必要があるわ。
例えば、自宅から近い職場だと、同僚がご近所さんだったりするケースもあるから、人間関係がうまくいかなくなるとちょっと面倒くさいかもしれないね。

なるほど。

・・・よしっ!
ナオコ、私、パートで働くことにする!

おっ、即決ね!
ちなみに決め手は?

なんといっても、通勤時間を節約できるというポイントね。
時給の高い派遣で働いて開業資金も貯めたいけど、今の私にはパン作りの腕をあげるための「時間」のほうが大事なんだよね。

ふふふ。
あ、パートのデメリットでもある「人間関係の懸念」は大丈夫?

へっへー。
それって実は、私にとってはデメリットじゃなくて、むしろ“メリット”なのかも!

え?

だって、パートを通じてご近所さんに友達ができれば、パン屋をオープンしたときに常連さんになってくれる可能性大よ!

さっすがー!

へへへ~。

一応、まとめておくわね。
派遣とパートで悩んだときは、「収入」重視なら派遣、「勤務地」重視ならパートを選ぶ!
それが大事なポイントね。

パートと派遣どちらかを選ぶ基準

実はナオコに次の相談があるの!

相談?

ナオコの転職相談所だったら、パートのいい求人を紹介してくれるんでしょ?
さっきのリクナビ薬剤師のデータベースだっけ?あれを使えば、すぐに見つかりそうじゃん。

んも~、ゲンキンなんだから。

わかったわ。
希望する勤務地のエリアがわかったら、また連絡して。
ちなみにまだ、引っ越し先は決まってないよね?

そうなの。

もし、具体的に「この薬局がいい!」とか「このドラッグストアがいい!」という感じで、特定の勤務先を希望するのであれば、うちで取引しているところならすぐに紹介できるわ。
もし、うちとの取引がなくても、うちからその企業に交渉することもできるから。

さすがナオコ。
東京の紹介会社でも、広島のパートの仕事を紹介できちゃうのね。

そうよ。
それがうちの転職相談所の強みだからね。
うちにはリクナビ薬剤師のデータベースを通じて全国の求人情報が集まってくるの。
そうそう、そのデータベースを使った、薬剤師求人プレミアなんてサービスも使えるわよ。

へ~!
ナオコって魔法使いみたいだね!

ふふふ。
プロですから。

あ、そういえば、まりって、今回が転職初めてだよね?

うん、今のところは新卒からずっと勤めてるからね。

じゃあ、新しい勤務先の「職場見学」はしたほうがいいわ。
うちでは、いつも求職者の人にしてもらってるの。

職場見学・・・?

そう。
職場見学は、その名の通り、自分が勤務する職場を事前に見学させてもらうことよ。

そんなことできるんだ!

薬剤師は“売り手市場”だし、企業へお願いすれば、たいていの職場は見学させてもらえるの。
逆をいえば、見学させてくれないところはちょっと心配かもね。
なにか見せたくないモノがあるのかもしれないし。

ふむふむ。
事前に職場を見学して、怪しいところがないか、職場の雰囲気を確認するってことね。

そうそう。
職場見学にはいくつかポイントがあるから、紹介しておくわ。

職場見学で勤務先の雰囲気を見分ける4つのポイント

職場見学

1.職場の年齢層や性別、雇用形態などを確認しておく
見学に行ったときに働いている薬剤師や事務員の年齢層や性別を、確認しておきましょう。
パートや派遣社員として働く場合は、社員から指示を受けることが多いので、社員との相性は大切です。
たとえば、あなたより年が若い社員ばかりの職場だと、社員からすると、年上のあなたに指示が出しづらいと感じるかもしれません。
逆に、あなたよりずっと年上のベテランばかりの職場だと、あなた自身が相手に気を遣うことが多いかもしれません。
自分がコミュニケーションをとれやすそうな人がいるかどうかを確認しておきましょう。
2.職員同士の会話の様子をしっかり見ておく
職員同士が話しているときの様子を見ていると、職場の人間関係の雰囲気がわかります。
無駄な会話がほとんどなく、よそよそしい雰囲気なら、職員の仲が悪いのかもしれません。
また、私語が多すぎて楽しそうな職場でも、職場の規律が乱れている場合があります。
自分がどんな職場の雰囲気を望むかを考えながら、職員同士の様子も観察しましょう。
3.職員の接客姿勢や混雑具合をチェックする
職員がお客さんに対してどんな対応をしているかも、しっかり確認しましょう。
お客さんへの説明は丁寧にしているか、お客さんの疑問にきちんと答えられているか、などです。
「自分がお客さんだったらこの場所に来たいか?」という視点で見ておくといいと思います。
また、お客様がたくさんいて混雑しているのか、閑散としているのかもチェックしましょう。
なぜなら、あまりに忙しすぎる職場だと仕事が大変ですし、あまりに暇すぎると、経営がうまくいかずパートや派遣で働く人の仕事自体がなくなってしまう危険性もあるからです。
4.求人票の仕事内容と実際の業務内容に相違がないか
求人広告や求人票に書かれている仕事内容と、実際にそこで働いている薬剤師が行っている仕事内容が同じかどうかも確認しておきましょう。

へー。
見学のときは、なんとなく雰囲気を見ておけばいいっていうことじゃないのね。
ここまで詳しく見ておいたほうがいいんだ・・・。

そうよ。
勤務してから後悔しないよう、事前にしっかり調査しておくことが重要なの。

なるほど!

あと、職場見学の時は、まり自身も向こうの企業から観察されていることを忘れずにね。

了解!
お行儀よく見学しまっす!

まぁ、まりなら心配いらないと思うけどね。

ナオコありがとう!
だいぶイメージが沸いてきた。

いえいえ、お役に立てたようで何より!

広島に引っ越したら観光がてら遊びに来てね。
そのときには、誰かいい人を連れてくるように!

そうだ、前職の先輩とかいいんじゃないの?
ナオコと仲がよかったんでしょ?

えっ!?
あ、た、高山さんのこと?

あっ、赤くなった!
あやし~。

ちょ、ちょっと!
高山さんとは何でもないんだから!

ふふふ。


今回は、「薬剤師がパートや派遣で働くメリット・デメリット」について紹介しました。
転職に失敗しないためにも、事前に職場の見学はしておきたいですね。

今回の記事があなたの転職活動の参考になれば幸いです。

次回予告

「MRの仕事を続けてきたけど、調剤薬局に行きたい?」

新卒で製薬会社に入社し、MRの仕事を続けてきた求職者が相談にやってきた。
なんと、製薬会社から調剤薬局に転職にしたいと言うのだ。
薬剤師資格があるとはいえ調剤経験のない彼は、どんな転職の可能性があるか悩んでいた。
はたして、彼は満足のいく転職先を見つけられるのだろうか・・・!?

次回、伊集院ナオコの転職相談所、「ターニングポイント」。

転職の女神は、あなたにそっと微笑む。

※本コンテンツはフィクションであり、実在の人物・団体との関係はございません。
※本ノベル内で取り上げているノウハウに関しましては、実際のキャリアアドバイザーからのヒアリング及び、様々な文献を参考にして構成させていただいております。


伊集院ナオコのぶっちゃけ話

・・・ところで、ナオコさん。
うちの転職相談所に来る人たちって、みんないろいろな求人サイトに登録しているんですが、結局、ナオコさんがオススメする求人サイトってどこなんですか?

う~ん、そうね・・・。
ぶっちゃけていうと、以下の2つの法則に該当する求人情報サイトかしら。


  1. 求人データベースを豊富にもつ“大手”が運営している
  2. 登録後、機械的に求人情報を提供するのではなく、転職アドバイザーが各自の裁量で、その求職者に合った求人をしっかり調べてくれる

なるほど・・・!

あ、この2つの法則って、ナオコさんが僕に教えてくれた法則ですよね?
今なら、ナオコさんがこの法則を大切にしていた理由がすごく分かります!

ふふふ、ありがとう。

・・・でも、優太も知っている通り、この2つの法則を知らずに、適当に求人サイトを選んでしまっている人はすごく多いの。
たとえば「広告をたくさん見かけるから選んだ」とか「検索順位が高いから選んだ」、とか・・・。

だって・・・、普通はたくさん露出している求人サイトを選びますよ。
さっきの2つの法則が大事だなんてこと、普通の薬剤師さんは気付かないです。

転職活動の期間中は何かと忙しいし・・・。

そうね・・・。
そこが転職業界の“闇”でもあるのよ。

でも、その“闇”から抜け出せることができるかどうかは、自分自身。
自分の人生だから、しっかり情報収集して、“何が正しいのか?”を判断しないとね。

やみくもに求人サイトに登録するのではなく、自分の個人情報を大切にして行動しなくちゃ。

なるほど・・・。

ということを踏まえると、私が言うのもなんだけど、私が今お手伝いしている「薬剤師求人プレミア」というサイトはオススメよ。
上記の2つの法則をクリアしてるから。

リクナビ薬剤師と提携しているだけあって、求人データベースの情報量がすごいですし、サイトには転職体験談もたくさん載っているので、自分と境遇の合った人を見つけやすくて、安心できますね。

そうよ。
そして、極めつけは転職アドバイザーのレベルね。
転職アドバイザーの憧れでもあるリクルートのすご腕のアドバイザーが、時間をかけて転職をサポートしてくれるので、とても安心よ。

もしかして、そのアドバイザーの中には、ナオコさんが尊敬するあの人もいるんですよね・・・?

ふふふ、そうよ。
詳しくは、今後話すわね。

薬剤師求人プレミア 伊集院ナオコが語る2つの法則をクリアした求人サイト

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Written by ソノン池田/illustrated by シルクハット上野