病院薬剤師にオススメの認定薬剤師の資格は?認定薬剤師をとるのに必要な条件や費用まとめ

こんにちは!
元薬剤師のキャリアアドバイザー、伊集院ナオコです。

突然ですが、病院薬剤師のあなたは「認定薬剤師」の資格をとりたいと考えたことはありますか?
認定薬剤師とは、質の高い薬剤師業務を行うことを目的につくられ、最新の薬学や医療に精通していることを認定する資格です。

実は、認定薬剤師の資格は薬剤師から人気があり、資格をとる人は年々増加しています!
なぜ人気かというと、認定薬剤師をとると以下のようなメリットがあるからなんです。


  1. 医師や看護師からの信頼がアップする
  2. 効率よく最新の薬学を学べる
  3. 人脈が広がる
  4. 年収アップの可能性がある

病院薬剤師にオススメの認定薬剤師資格

医師や看護師からの信頼がアップするというメリットは、チーム医療を行う病院薬剤師にとっては大きな魅力です。
そのほかのメリットも気になりますが、くわしくはあとで説明していきますね。

ただ、認定薬剤師の資格をとるまでには数年単位の時間と、数万~数十万円の費用がかかるので、どうしても取得に対して慎重になってしまいますよね。
さらに、「認定薬剤師はたくさんの種類があるので、どれを目指したらいいか迷ってしまう」という人が多いんです。

そのため、この記事では“病院薬剤師にオススメする認定薬剤師の資格”にしぼって、紹介することにしました。
というわけで、今回は病院薬剤師にオススメする認定薬剤師の資格と、取得方法や費用について解説していきます。

それでは、まいります!

病院薬剤師が認定資格をとる4つのメリット

まずは、先ほどお話しした認定薬剤師の資格を病院薬剤師がとるメリットをくわしく説明していきます。

【病院薬剤師が認定薬剤師の資格をとるメリット】
1.医師や看護師からの信頼がアップする

認定薬剤師の資格を持っていると医師や看護師からの信頼もアップする

認定薬剤師の資格をとるためには、さまざまな講習を受けたり学会に出席したりします。
その学びを通じて、薬剤師としての専門性がさらに高まるため、医師や看護師からの信頼がアップします。
そのため、医師や看護師に意見を言いやすくなるので、仕事のやりがいを強く感じられると思います。

【病院薬剤師が認定薬剤師の資格をとるメリット】
2.効率よく最新の薬学を学べる

認定薬剤師の資格勉強は、受講する研修内容やテスト範囲などが決まっているので、やるべきことが明確です。
そのため、効率よく最新の薬学を学ぶことができます。
忙しい日々のなかで最新の医療を勉強しなければならない薬剤師にとって、資格勉強は効率的なんです。

【病院薬剤師が認定薬剤師の資格をとるメリット】
3.人脈が広がる

研修や学会では同僚以外の薬剤師と交流ができる

認定薬剤師の資格をとるためには、研修や学会に参加する必要があります。
そういった機会を通じて、他院の薬剤師と知り合うことができるので、人脈が広がるんです。
資格にかかわる話はもちろん、それぞれが勤める病院のことなど、さまざまな情報交換ができます。

【病院薬剤師が認定薬剤師の資格をとるメリット】
4.年収アップの可能性がある

認定薬剤師の資格をとると、資格手当や昇給などの可能性があり、年収アップが期待できます。
病院側からみても、認定薬剤師が多いことは病院のレベルアップにつながります。
そのため、認定薬剤師の資格取得を奨励している病院も多いんですよ。
とくに、病院のサイトに認定薬剤師数を掲載している病院は、認定資格を奨励する風土である確率が高いです。
たとえば、京都府立医科大学付属病院では、認定薬剤師などの取得者数を掲載しています。

ただ、認定薬剤師の資格をどう評価するかは病院によって違いますので、気になる場合は確認してみてくださいね。


このように、認定薬剤師の資格をとると多くのメリットがあります。
しかし、冒頭でお話ししたように、資格を取得するまでに時間や費用がかかるのは気になりますよね。

というわけで、認定薬剤師の概要と取得に必要な期間や費用について説明します。

認定薬剤師資格は生涯研修系と専門分野系に分類される

認定薬剤師の資格は代表的なものだけで20種類ほどあり、次々と新しく誕生しています。
これらの資格は、大きくふたつに分類されます。


1.生涯研修系
薬剤師がもつべき幅広い知識を網羅している資格で、次に紹介する専門分野系の資格の基礎となります。
そのため、生涯研修系資格をもっていないと、専門分野系資格を申請できないことが多いので注意してくださいね。
具体的には、「日本医療薬学会認定薬剤師」「日病薬病院薬学認定薬剤師」などがあります。
2.専門分野系
「小児科」や「悪性腫瘍」など、特定分野の深い知識にかかわる資格です。
具体的には、「小児薬物療法認定薬剤師」「がん薬物療法認定薬剤師」などがあります。

また、認定薬剤師の資格の認定団体は、おもな団体だけでも10種類ほどあります。
認定団体にはそれぞれの規定があり、申請に必要な資格や費用、研修内容や期間などが違いますので注意してくださいね。

では、いよいよ病院薬剤師にオススメする資格と取得方法について、紹介していきます。

病院薬剤師にオススメの認定薬剤師の資格6つ

病院薬剤師にオススメする資格は、以下の6つです。


【生涯研修系】

  1. 日本医療薬学会認定薬剤師
  2. 日病薬病院薬学認定薬剤師

【専門分野系】

  1. がん薬物療法認定薬剤師
  2. 緩和薬物療法認定薬剤師
  3. 感染制御認定薬剤師
  4. 救急認定薬剤師

病院薬剤師にオススメの認定薬剤師資格

生涯研修系の資格をふたつ紹介していますが、基本的にはいずれかを取得すれば問題ありません。
(のちほどくわしく紹介しますね)

これらの資格は、いずれも病院薬剤師ならではの「院内製剤」「チーム医療」などに役立ちます。

では、それぞれについて解説していきます。

【病院薬剤師にオススメの資格(生涯研修系)】
1.日本医療薬学会認定薬剤師

「日本医療薬学会認定薬剤師」とは、「日本医療薬学会」が認定している生涯研修系の認定薬剤師です。

 

認定薬剤師の先駆けのような存在で平成10年につくられました。
現在の認定薬剤師数は1,351名です。(平成26年6月16日時点)

この資格は、資格取得の条件がとくに厳しいので、取得の難易度が高いです。

日本医療薬学会認定薬剤師の資格取得に関する条件や費用などは、以下の通りです。


●申請に必要な資格
  • 薬剤師国家資格
  • 薬剤師免許を取得後5年以上経過していること
  • 申請時点で日本医療薬学会に5年以上所属していること
    学会のホームページよりウェブ登録し、年会費9,500円を支払うと正会員になれます)
  • 研修を受けた施設、または所属部門長の推薦状1通を提出すること
●研修
  • 日本医療薬学会が主催する年会、または公開シンポジウムに2回以上参加
  • 研修施設で通算1年以上の研修を履修(この条件は現在のところ参考条件なので、必須ではありません)
●学会発表や論文投稿
  • 国際的または全国的な学会誌・学術雑誌に、複数査読を経て掲載された“医療薬学に関する学術論文”が2報以上あり、かつ1報以上は本人が筆頭著者であること
  • 医療薬学についての国際的または全国的な学会での発表が2回以上あり、そのうち1回以上は、日本医療薬学会が主催する年会で本人が筆頭発表者であること
●試験

選択式の筆記テストがあり、以下のような分野から出題されます。

  • 医療と生命倫理
  • 疾病と病態
  • 薬物療法
  • 調剤と医薬品の管理、など

テストの難易度や合格率などは公開されていませんが、出題分野や参考図書、模擬テストについては公式ページに記載されていますので、チェックしてくださいね。

●費用

参加する年会やシンポジウムによって金額は変動しますが、以下の合計で約13万円ほどです。

  • 5年間の年会費:約5万円
  • 認定審査料、認定料:約3万円
  • 年会やシンポジウムの参加費:約5万円

(平成28年時点)

(参考:平成28年度 認定薬剤師制度・認定薬剤師の認定申請に係るご案内|日本医療薬学会


このように、日本医療薬学会認定薬剤師は“日本医療薬学会に5年以上所属していること”が条件なので、学会に所属していない場合、少なくとも5年は資格が取得できません。
しかし、専門分野系の資格を取得する際には、この日本医療薬学会認定薬剤師か、次に紹介する「日病薬病院薬学認定薬剤師」のどちらかを持っていればいいケースが多いです。
そのため、日本医療薬学会に所属していない人は、日病薬病院薬学認定薬剤師の取得を目指すほうがスムーズです。

【病院薬剤師にオススメの資格(生涯研修系)】
2.日病薬病院薬学認定薬剤師

「日病薬病院薬学認定薬剤師」とは、「日本病院薬剤師会」が認定している生涯研修系の認定薬剤師です。
平成26年9月からはじまったばかりの認定資格なので、まだ認定者はいません。(平成28年9月現在)
この資格は、これまで取得者が多かった日本病院薬剤師会の生涯研修制度が見直され、新たな生涯研修系資格として生まれました。

日病薬病院薬学認定薬剤師の資格は、病院薬学分野の医療倫理から調剤・製剤まで幅広く習得できます。
また、先ほどお話ししたように専門分野系の資格を取得するために必要となる資格です。
そのため、病院薬剤師がはじめて取得する認定薬剤師の資格としてオススメなんです。

日病薬病院薬学認定薬剤師の資格取得に関する条件や費用などは、以下の通りです。


●申請に必要な資格
  • 薬剤師国家資格
  • 申請時点で日本病院薬剤師会の会員であること
    (日本病院薬剤師会の会員になるには、勤務先のある都道府県病院薬剤師会に問い合わせ、日本病院薬剤師会と都道府県病院薬剤師会の両方に入会する必要があります)
●研修
毎年10単位以上の研修を受講し、3年間で50単位以上を取得する必要があります。
研修内容は、研修会とe‐ラーニングを自由に組み合わせることができます。
(1単位あたり90分です)
●学会発表や論文投稿
とくに必要ありません。
●試験
選択式のウェブテストがあります。
研修内容がそのまま出題範囲となっていて、医療倫理から病棟・外来業務におけるチーム医療にかかわる知識全般まで幅広く出題されます。
合格点は、受験者上位10%の平均点の70%以上です。
(詳しい研修内容は公式サイトに載っていますので、参考にしてくださいね)
●費用

以下の合計で約3万円かかります。

  • 年会費:約1万円
  • 受験料、認定料:約3,000円
  • e‐ラーニング研修の3年間の費用:約1万5,000円

(平成27年時点)

(参考:日病薬病院薬学認定薬剤師制度について


では、続いて専門分野系資格について説明していきます。

【病院薬剤師にオススメの資格(専門分野系)】
3.がん薬物療法認定薬剤師

「がん薬物療法認定薬剤師」とは、「日本病院薬剤師会」が認定している資格です。
平成28年3月1日時点での認定薬剤師数は989名で、専門分野系のなかでは保有者が多い資格なんです。

がん治療はどんどん進歩しているので、がん領域の薬物療法の知識も高度化しています。
この資格を保有していると、高度ながん薬物療法の知識と技術を患者さんに提供できるため、職場で重宝されます。

がん薬物療法認定薬剤師の資格取得に関する条件や費用などは、以下の通りです。


●申請に必要な資格
  • 薬剤師国家資格
  • 日本病院薬剤師会日本薬剤師会日本女性薬剤師会のいずれかの会員資格があること
    (それぞれの団体の会員になる方法は以下で確認してください。
    日本病院薬剤師会は勤務先のある都道府県病院薬剤師会、日本薬剤師会は勤務先のある都道府県薬剤師会、日本女性薬剤師会はこちらです)
  • 日本医療薬学会認定薬剤師、日病薬病院薬学認定薬剤師のいずれかを保有していること
  • 5年以上の実務経験
  • がん患者への薬剤管理の指導実績50症例以上の報告
  • 病院長あるいは施設長等の推薦
●研修
  • 研修施設での実技研修を3ヶ月以上履修するか、3年以上がん薬物療法に従事すること
  • 20単位以上のがん領域の講習会などを受講する
    (1単位あたり2時間です)
●学会発表や論文投稿
とくに必要ありません。
●試験
筆記テストがあり、抗がん剤の有害事象や調剤に関する知識などが問われます。
また、平成26年度の合格率は約25%とかなり低いです。
公式ページに記載されている出題分野や参考図書、問題例などをしっかりチェックしてくださいね。
●費用

参加する講習会などによって金額は変わりますが、以下の合計で約25万円かかります。

  • 年会費:約1万円
  • 認定審査料、認定料、受験料:約4万円
  • 実技研修費用:約15万円
  • 講習会などの受講料:約5万円以上

(平成28年時点)

(参考:がん薬物療法認定薬剤師認定申請資格

【病院薬剤師にオススメの資格(専門分野系)】
4.緩和薬物療法認定薬剤師

「緩和薬物療法認定薬剤師」とは、「日本緩和医療薬学会」が認定している資格で、薬剤師がとりたい資格としてとくに人気があります。
平成21年度からはじまった資格で、これまでの新規の資格取得者の合計は568名です。

この資格に人気が集まる理由は、がんの苦痛を和らげる緩和ケアが普及していきていることで、医療用麻薬などの薬物にくわしい薬剤師が求められているからなんです。

緩和ケア

緩和薬物療法認定薬剤師の資格取得に関する条件や費用などは、以下の通りです。


●申請に必要な資格
  • 薬剤師国家資格
  • 日本緩和医療薬学会の会員であること
    (日本緩和医療薬学会の会員になるには、公式サイトから申し込み、年会費8,000円を支払う必要があります)
  • 日本医療薬学会認定薬剤師、研修認定薬剤師、日本病院薬剤師会生涯研修履修認定薬剤師のいずれかを保有していること
  • 申請時点で3年以上、緩和ケアチームまたは緩和ケア病棟がある病院などで、緩和ケアに従事していること
  • 緩和ケア領域薬剤管理指導の実績を30症例以上報告すること
  • 所属長(病院長あるいは施設長等)などの推薦があること
●研修
  • 毎年20単位以上を取得し、5年以内に合計100単位以上を履修すること
    (e‐ラーニングの受講や学会、教育セミナーへの参加によって単位が取得できます)
  • がん疼痛緩和と医療用麻酔の適正使用推進のための講習会に、過去5年以内に1回以上参加すること
●学会発表や論文投稿
薬剤師として働いている間に、緩和ケア領域に関する学会発表を2回以上行っており、そのうち1回は発表者である必要があります。
●試験
選択型の約40問の筆記試験があります。
出題範囲は、「緩和医療薬学(株式会社南江堂)」や「がん緩和ケアに関するマニュアル (厚生労働省・日本医師会監修)」などです。
試験の難易度などの詳細は公表されていませんが、参考図書については公式ページに紹介されています
●費用

参加する学会や受講する研修によって、この金額は変動しますが、以下の合計で約10万円以上かかります。

  • 年会費:8,000円
  • 審査料、試験料:3万円
  • 単位取得のための費用:約6万円以上

(平成28年度時点)

(参考:認定薬剤師制度|日本緩和医療薬学会


以下のページでは緩和薬物療法認定薬剤師の資格を取得した薬剤師のインタビュー記事が掲載されています。
この資格に興味がある人は、ぜひチェックしてくださいね。

【病院薬剤師にオススメの資格(専門分野系)】
5.感染制御認定薬剤師

「感染制御認定薬剤師」とは、「日本病院薬剤師会」が認定している資格です。
感染症や感染対策は病院薬剤師と関連が深いテーマなので人気が高く、平成27年10月1日時点での認定薬剤師数は882名です。

感染制御認定薬剤師になると、多様な知識が深まるので重宝される

院内の消毒や感染制御には、消毒薬や抗生物質が使用されますが、これらは種類が多く活用が難しく、病院では感染制御の専門家が必要とされています。
そのため、感染制御認定薬剤師は、感染制御全般に関する知識はもちろん、感染治療や衛生的な環境づくりの知識があるので、勤務先で重宝されるんです。

感染制御認定薬剤師の資格取得に関する条件や費用などは、以下の通りです。


●申請に必要な資格
  • 薬剤師国家資格
  • 日本病院薬剤師会、日本薬剤師会、日本女性薬剤師会のいずれかの会員であること
  • 日本医療薬学会認定薬剤師、日病薬病院薬学認定薬剤師のいずれかの資格を保有していること
  • 5年以上の実務経験があること
  • 連続して3年以上の感染制御活動を行っていること
  • 感染制御に貢献した業務内容などの報告を20例以上すること
  • 病院長または施設長等の推薦があること
●研修
10単位以上の講習会の受講が必要で、20時間以上かかります。
●学会発表や論文投稿
とくに必要ありません。
●試験
筆記テストがあります。
薬剤師のための感染制御マニュアル第3版(日本病院薬剤師会編)」などから、微生物や細菌感染症の基礎知識などの25分野が出題されます。
平成23年度の合格率は約8割なので難易度はそれほど高くありません。
詳しい出題範囲は公式ページで紹介されていますので、しっかりとチェックしてくださいね。
●費用

参加する講習会などによって、この金額は変動しますが、以下の合計で約8万円以上かかります。

  • 年会費:約1万円
  • 認定審査料、認定料、 受験料 :約4万円
  • 講習会などの受講料:約3万円以上

(平成28年時点)

(参考:感染制御認定薬剤師認定申請資格


なお、今回の記事ではくわしく紹介しませんが、感染制御認定薬剤師と同じように感染症を扱う認定薬剤師の資格がふたつあります。



興味がある人は、上記の資格名をクリックして公式サイトをチェックしてくださいね。

【病院薬剤師にオススメの資格(専門分野系)】
6.救急認定薬剤師

「救急認定薬剤師」とは、「日本臨床救急医学会」が認定している資格です。
平成23年に第一期生が誕生したばかりの比較的新しい資格なので、平成27年12月14日時点での認定薬剤師数は99名と、まだ少なめです。

この救急認定薬剤師を取得すると、救急医療の現場で医師や看護師などの医療スタッフと連携をとったり、薬物療法の安全性を向上させたりするために必要な知識が身につきます。

救命救急業務にも関わる救急認定薬剤師

そのため、この資格は救急医療の場であるICUや、救急病棟でキャリアアップを目指している病院薬剤師にオススメです。

救急認定薬剤師の資格取得に関する条件や費用などは、以下の通りです。


●申請に必要な資格
  • 薬剤師国家資格
  • 申請時点で、日本臨床救急医学会の正会員歴が2年以上であること
    (会員になるには、公式サイトに掲載されている申込書を学会事務所へ送付し、年会費1万円を支払う必要があります)
  • 日本医療薬学会認定薬剤師、研修認定薬剤師、日本病院薬剤師会生涯研修履修認定薬剤師、日本臨床薬理学会認定薬剤師のいずれかの資格をもつこと
  • 5年以上の病院・診療所勤務歴があり、そのうち2年以上救急医療に携わっていること
  • 救急医療に関する業務を通じて、患者の治療に参加した症例報告を25例おこなうこと
  • 日本臨床救急医学会評議員または所属施設長の推薦があること
●研修
日本臨床救急医学会救急認定薬剤師認定委員会が開催する講習会に参加する必要があります。
なお、この講習会で単位は取得できません。
●学会発表や論文投稿
学会発表や論文投稿によって、50単位以上を取得する必要があります。
●試験
50問の筆記テストがあります。
薬剤師のための救急・集中治療領域標準テキスト(日本臨床救急医学会・救急認定薬剤師認定委員会編)」の内容をベースに出題されます。
合格率などの詳細は公表されていませんが、合格点は受験者全体の正解率を基準に決定するので、上位の点数が取れるようしっかりと対策が必要です。
●費用

参加する学会によって、この金額は変動しますが、以下の合計で約7万円以上かかります。

  • 年会費:約1万円
  • 申請手数料、認定料:約3万円
  • 単位取得のための学会参加費:約3万円以上

(平成27年時点)

(参考:日本臨床救急医学会 救急認定薬剤師制度規則


なお、今回の記事では紹介しませんでしたが、救急認定薬剤師のように特定の診療科で活かせる認定薬剤師の資格はほかに4つあります。
興味がある人は、資格名をクリックして公式サイトをチェックしてくださいね。



ここまで、病院に勤務している人にオススメの認定薬剤師の資格6つについてお伝えしてきましたが、興味がわいた資格はありましたか?

今回紹介した認定薬剤師の資格は、どれも病院薬剤師がキャリアアップを狙うのにオススメです。
ただ、取得の難易度が高いので、あなたの経験や今後のキャリアプランに合う資格をじっくりと選んでくださいね。

また、「仕事が忙しすぎて、今の職場では学会準備や論文執筆の時間がとれない・・・」という人がいるかもしれません。
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いかがでしたか?

認定薬剤師の資格をとると、専門知識が豊富になるため医師や看護師から信頼されやすくなったり、年収アップの可能性もあったりします。
興味がある人は、この機会にぜひ認定薬剤師の資格取得を検討してくださいね。

※本コンテンツはフィクションであり、実在の人物・団体との関係はございません。
※本ノベル内で取り上げているノウハウに関しましては、実際のキャリアアドバイザーからのヒアリング及び、様々な文献を参考にして構成させていただいております。


伊集院ナオコのぶっちゃけ話

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なるほど・・・!

あ、この2つの法則って、ナオコさんが僕に教えてくれた法則ですよね?
今なら、ナオコさんがこの法則を大切にしていた理由がすごく分かります!

ふふふ、ありがとう。

・・・でも、優太も知っている通り、この2つの法則を知らずに、適当に求人サイトを選んでしまっている人はすごく多いの。
たとえば「広告をたくさん見かけるから選んだ」とか「検索順位が高いから選んだ」、とか・・・。

だって・・・、普通はたくさん露出している求人サイトを選びますよ。
さっきの2つの法則が大事だなんてこと、普通の薬剤師さんは気付かないです。

転職活動の期間中は何かと忙しいし・・・。

そうね・・・。
そこが転職業界の“闇”でもあるのよ。

でも、その“闇”から抜け出せることができるかどうかは、自分自身。
自分の人生だから、しっかり情報収集して、“何が正しいのか?”を判断しないとね。

やみくもに求人サイトに登録するのではなく、自分の個人情報を大切にして行動しなくちゃ。

なるほど・・・。

ということを踏まえると、私が言うのもなんだけど、私が今お手伝いしている「薬剤師求人プレミア」というサイトはオススメよ。
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転職アドバイザーの憧れでもあるリクルートのすご腕のアドバイザーが、時間をかけて転職をサポートしてくれるので、とても安心よ。

もしかして、そのアドバイザーの中には、ナオコさんが尊敬するあの人もいるんですよね・・・?

ふふふ、そうよ。
詳しくは、今後話すわね。

薬剤師求人プレミア 伊集院ナオコが語る2つの法則をクリアした求人サイト

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Written by ソノン池田/illustrated by シルクハット上野