紹介会社をうまく活用しよう!薬剤師が未経験転職に失敗しないためのポイント

こんにちは!
元薬剤師のキャリアアドバイザー、伊集院ナオコです。

突然ですが、あなたは未経験転職をしたことがありますか?

未経験転職とは、ドラッグストアから調剤薬局に転職、など勤務先の種類が変わることを指します。
未経験の薬剤師を受け入れる職場は多いですが、実は未経験転職にはいくつかの落とし穴があるんです。

たとえば、転職してからこんなはずじゃなかったと思ったり、転職をするときに年収が下がってしまったり・・・。

こんな事態を避けるには、紹介会社をうまく活用しましょう。

というわけで今回は、「薬剤師が未経験転職に失敗しないためのポイント」をお届けします!

この記事が、あなたの未経験転職の助けになればうれしいです。

それでは、まいりましょう!

今回の登場人物

伊集院ナオコ(32)

伊集院ナオコ

薬剤師として働いていたが、ひょんなことからキャリアアドバイザーへ転身。
その後、人材紹介の企業キャリアアドバイザーとして経験を積み、「伊集院ナオコ転職相談所」を開業。
薬剤師の心情を理解したキャリアアドバイスと、真摯な対応に定評がある。

山本優太(27)

山本優太

ナオコと同じく元々は薬剤師として働いていた。
転職活動をしていたときにナオコの転職相談所を訪れ、ナオコのアドバイスに感銘を受けてキャリアアドバイザーを志す。
入社してもうすぐ1年が経ち、一人前のキャリアアドバイザーになりつつある。

伊藤隼人(34)

山田隼人

現在はドラッグストアに勤めているが、調剤薬局への転職を考えている。
優太が担当キャリアアドバイザーをしているのだが・・・。

昼下がりの伊集院ナオコ転職相談所。
・・・なにやら、不穏な空気が流れているようニャ。

この求人、さっき断った求人とほとんど一緒ですよね・・・?

そ、そうですか・・・!?
先ほどの求人は通勤時間が60分で、こちらは50分なんです。

・・・。
御社には、こんな求人しかないんですか?

あの、その・・・。

あなたじゃラチがあかないから、上司の方を出してください!

た、大変申し訳ございません・・・!
あ、あのですね・・・。

上司の方を出してください!

は、はい・・・。

ナオコさん・・・。

どうしたの?

大変申し訳ないんですが、求職者の方が上司に電話を代わってほしいとのことで・・・。

あら、なにかトラブル?

はい・・・。

わかったわ。
その方のキャリアシート、見せてくれる?
優太は、次の面談が入ってるでしょ。

はい・・・。
これ、キャリアシートです。
申し訳ありません・・・!

大丈夫よ。
任せておいて。

はい、お電話代わりました。
山本の上司の伊集院と申します。

上司の方ですか。
山本さんが送ってくる求人にロクなものがないんです。
御社には、いい求人がないんでしょうか!?

申し訳ございません。
再度、求人を探させていただきます。

・・・その前に、伊藤様にいくつか質問してもよろしいでしょうか?

・・・どうぞ。

それから1時間が経過したニャ。

・・・では、こちらの調剤薬局に応募させていただきますね。

よろしくお願いします。

この度は、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。

いえ、こちらこそ取り乱して申し訳ありませんでした。
よろしくお願いします。

ガチャッ

ナオコさん・・・!
申し訳ありませんでした・・・!

大丈夫よ。
求人を紹介して、受けていただけることになったから。

え!そうなんですか!?

ナオコさん、一体どうやって伊藤さんの怒りを鎮めたんですか?

それはね、伊藤さんが怒った理由がわかって、それを解決できたからよ。

怒った理由・・・?

優太は、なぜ伊藤さんが怒ったと思う?

・・・なぜでしょうか。

伊藤さんと面談したときのことを話してくれる?

はい・・・。

話は3日前にさかのぼるニャ。

ドラッグストアから調剤薬局へ転職するのは難しいでしょうか?

未経験歓迎の求人が多いので大丈夫ですよ。
もちろん経験があったほうが有利ではありますが。

やっぱり経験があった方が有利なんですね・・・。

伊藤さんの希望年収はおいくらですか?

今より年収を下げたくないですね。
ただ、調剤薬局は未経験なので、多少年収が下がっても大丈夫です。

現在の年収が500万円なので、500万円以上ということですね。
残業時間の希望はありますか?

多くない方がいいですね。

月に20時間くらいはどうですか?

・・・それくらいならいいと思います。

承知しました。
希望の通勤時間はどのくらいですか?

そうですね。
・・・1時間以内なら。

紹介会社を利用するときは、アドバイザーとうまくやろう

わかりました。
今、お聞きした伊藤さんの希望条件で求人を探してみますね。

・・・はい。
お願いします。

ガチャッ

よしっと。
伊藤さんのキャリアシート、作るか。

今回の相談者

伊藤隼人

山田隼人

性別:男性
年齢:34歳
就業状況:ドラッグストアに就業中
転職回数:1回
現在の年収:年収500万円
希望勤務先:調剤薬局
希望年収:年収500万円以上
希望通勤時間:60分以内
希望残業時間:月20時間以内

相談内容:
ずっとドラッグストアに勤務してきたが、調剤薬局に転職したい。

伊藤さん、希望条件があまり細かくないから、希望に当てはまる求人はけっこう人ありそうだなぁ。

優太's データベースサーチ!!

伊集院ナオコ転職相談所には、一般的な小さな紹介会社がもつ求人データベースよりも豊富に求人を扱うデータベースがある。
そのデータベースは、ナオコの前職である「ルクナビ」のデータベースと連動しており、大手と同レベルの求人情報を抽出することが可能ニャのだ!

お・・・やっぱり。
該当する求人は30件かぁ。
伊藤さんは調剤薬局は未経験だから、研修体制がしっかりしている求人から紹介していこうかな。

電話が鳴っている

トゥルルル、トゥルルル

はい、伊藤です。

お世話になっております。
キャリアアドバイザーの山本です。

はい。

今、お時間大丈夫でしょうか?

大丈夫です。

先ほど、伊藤さんのメールに求人情報を送らせていただきました。

はい、確認しました。

この求人は調剤薬局での実務がなくても大丈夫で、研修体制もしっかりしています。
しかも、年収は現在と同じ500万円なので、年収を維持できます。
未経験OKで年収500万円の調剤薬局の求人って、あんまりないんですよ!

・・・そうですか。
ここに通う場合、通勤時間はどのくらいかかりますか?

伊藤さんのご自宅からだと、徒歩を含めて60分くらいですね。
電車で1回乗り換えがあります。

うーん・・・。

なにか、気になることがありますか?

もっと、ほかの求人はないですか?

伊藤さんの希望条件ならほかにも当てはまる求人はありますが・・・。
この求人は、どのあたりが引っかかりますか?

・・・そんなこと、言わないでもわかるでしょう。
とにかく、ほかの求人を紹介してください。

ガチャッ

あれ、切られちゃった・・・。
伊藤さん、通勤時間が気になってるのかな・・・?

じゃあ、次はもう少し通勤時間が短い、この求人を紹介しようかな。
ここだと・・・通勤時間50分ってところか。
ここも、研修体制もしっかりしてるから伊藤さんにオススメだな。

・・・という流れで、通勤時間が50分の求人を提案したら、さっきみたいに怒られてしまったんです・・・。

・・・そういうことだったのね。

何がいけなかったんでしょうか・・・?

それは、伊藤さんのキャリアシートを見てみるとわかるはずよ。
優太が作成したキャリアシートに、私が追加でヒアリングした内容を赤字で追記しておいたの。

今回の相談者

伊藤隼人

山田隼人

性別:男性
年齢:34歳
就業状況:ドラッグストアに就業中
転職回数:1回
現在の年収:年収500万円
希望勤務先:調剤薬局
希望年収:年収500万円以上
希望通勤時間:60分以内
(現在は45分、通勤時間は短ければ短いほどいい)
希望残業時間:月20時間以内
(残業はなるべくしたくない)

相談内容:
ずっとドラッグストアに勤務してきたが、調剤薬局に転職したい。
(仕事とプライベートを両立させたいので、拘束時間が長い職場は避けたい)

あ・・・!

わかったかしら。

伊藤さんの優先順位が高いのは“時間”なんですね。

そういうこと。
優太がヒアリングした伊藤さんの希望条件だと、“時間”に関する希望はあまり多くなかったでしょ。
面談の時に、伊藤さんの優先順位をしっかり把握しておくべきだったたわね。

たしかにそうですね・・・。
質問したときに伊藤さんがおっしゃった希望条件のままで、求人を検索していました。

でも、伊藤さんが本当に希望していたのは、“残業時間が少なく通勤時間も短い”求人だった。
それが、優太になかなか理解してもらえないから、イライラして怒ってしまったんだと思うわ。

なるほど・・・。

もしかしたら、伊藤さんは希望条件を細かく伝えすぎると、求人を紹介されないと思ったのかもしれないわ。
調剤薬局での実務経験がなくて、未経験転職になるわけだから。

なるほど・・・。
僕、そこまで伊藤さんの心理を理解できませんでした。
やっぱり、ナオコさんはすごいな・・・。

・・・あれ?
ナオコさんはどうやって、ここまで細かく伊藤さんの希望をヒアリングできたんですか?

それはね・・・選択肢を出して質問したのよ。

選択肢を与えると質問に答えやすい

選択肢?

そう。
伊藤さんは、時間とお金だったらどちらの優先順位が高い人なのかを知るために質問したのよ。
「残業がほとんどない年収500万円の仕事と、残業が20時間で年収550万円の仕事なら、どちらを希望しますか?」ってね。

あ・・・!

伊藤さんは、「残業がほとんどない年収500万円の仕事の方がいい」って答えたわ。
それで、伊藤さんはお金よりも時間の優先順位が高い人だってことがわかったの。

なるほど・・・!

そうすると、希望通勤時間の1時間は本音じゃないかもって考えたの。
だから、今の職場の通勤時間と、本当に希望する勤務時間について質問したのよ。

そういうことだったんですね・・・!

伊藤さんの答えは、「通勤時間も短ければ短いほどいい」だったわ。
そうすると、必然的に伊藤さんに紹介するべきなのは、“なるべく自宅から近くて残業が少ない”求人になるでしょ。
それで、受けてもらえることになったのよ。

そういうことだったんですね。

面談のときに、もっと深くヒアリングをしておくべきでした・・・。

あまり多くを語らない、伊藤さんみたいな求職者の場合は、とにかく質問することが大事よ。
優太が、「伊藤さんの転職の優先順位はこれで、こんな求人なら喜んで受けてくれるはず」って、確信をもてるまでヒアリングし続けないとね。

はい!
僕のヒアリング不足だったことがよくわかりました・・・!

ただ、伊藤さんみたいな寡黙な方は、本音がつかみにくいわよね。

そうですね・・・。

・・・もしかしたら、伊藤さんは、紹介会社をうまく活用できないタイプの求職者さんかもしれないわね。

紹介会社をうまく活用できない・・・?

そう。
求職者は、紹介会社のキャリアアドバイザーには希望は全部伝えておくべきだわ。
その方が、お互いに動きやすいし、転職の成功確率もあがる。

たしかにそうですね。

でも、伊藤さんは本音を全然話してくれなかった。

僕がヒアリングできなかったのが、いけないんですけどね・・・。

もちろん、それもあるけど。

はい・・・反省します。

求職者が紹介会社のキャリアアドバイザーとの付き合いを、人間関係のひとつだと考えてくれるといいと思うのよね。
誰かと初めて会うときは、相手がどんな人かなんてわからないでしょう?
だから、どんどん自分の考えを話してくれると助かるわね。

そうですね。
ちなみに、ナオコさんは求職者の人にはどの程度の希望を話してほしいですか?

些細なことや、ふわっとした内容でもいいから、情報はなるべく多い方がいいわ。
たとえば、人間関係が面倒くさくない職場がいいとか、職場の近くに美味しいカフェやレストランがあるほうがいいとか・・・。
検索サイトの検索条件にないような希望条件があれば、ぜひ教えてほしいわ。

すてきなカフェ

たしかに、検索サイトで探せるような条件だったら、誰でも探せますからね。

そうでしょ?
求職者が知りえない情報を持っているのが紹介会社だから、うまく活用してほしいなと思ってるわ。

ほら、以前うちでお手伝いした皆川さんとかは希望条件がハッキリしてたでしょ?

あー!
あのサーファーの女性ですね。
たしかに希望条件が明確でしたね。

とはいえ、無理な希望を言われ過ぎると、キャリアアドバイザーとしては困っちゃいますけどね・・・

たしかに希望条件が細かいと、なかなか条件に合う求人を探すのが難しいわよね。
ただ、希望条件が明確な求職者さんの方ほど、希望に近い求人を紹介したら納得してくれるものよ。

たしかにそうかもしれないですね。
自分の考えをキャリアアドバイザーに伝えたほうが、結果的に転職活動もうまくいくってことですよね。

そうね。

逆に、求職者はこれをしない方がいいっていう行動はありますか?

そうね。
一番止めた方がいいのは、キャリアアドバイザーの電話を避けたり、メールの返事が遅くなったりすることね。

それは、僕も同感です!
僕らは、その方に合う求人が新しく出たらなるべく早く伝えたいですもんね。
それに連絡がスムーズに取れたほうが、転職活動もスピーディーに進められますからね。

キャリアアドバイザーとの連絡を面倒くさがらない方だと、私たちも連絡が取りやすいわよね。
だから、連絡がつきやす求職者はいい求人の情報を早く知ることができるわ。

そうですね。

それにしても、今回の伊藤さんの件は、僕がうまく進められなかったのが反省点です・・・。
ナオコさんだったら、伊藤さんのような取っつきにくい感じの方にはどう対応しますか?

そうね。
寡黙な方は論理的な人が多いイメージがあるから、質問する場合は質問をする根拠を話すようにするかな。

根拠?

たとえば、なぜ希望条件を細かく教えていただく必要があるのか、なぜ連絡を早めにしてほしいのか、その理由をきちんと伝えるようにするわね。

なるほど・・・!

ちゃんと理屈が伝われば、“本音を話す方が結局は自分のメリットになるんだ”って理解してもらえるでしょ?
そうしたら、もう少し協力してくれたと思うわ。
だから、キャリアアドバイザーは変に空気を読みすぎないことも大事かもしれないわね。

たしかにそうですね・・・。

そういえば、伊藤さんはドラッグストアから調剤薬局への転職だったわよね?
このパターンの転職のときに感じやすいギャップがあるから、優太にも教えておくわね。

はい!

調剤薬局への転職

●ドラッグストアから調剤薬局に転職したときに感じやすいギャップ

  • 調剤業務のボリュームが増える
  • 薬を待っているお客さんからのプレッシャーやクレームを受ける機会が多くなる
  • 取り扱う商品が限られていることでマンネリ感を感じる
  • 近くにある病院と連携がする必要がある

こういった点が、ドラッグストアから調剤薬局に転職した場合にギャップを感じやすい部分だわ。

なるほど・・・!

どんな調剤薬局を選ぶかによっても、感じるギャップが変わってきそうですよね。
伊藤さんが受けるのは、どんな調剤薬局なんですか?

クリニックの門前薬局よ。

それは意外ですね・・・!

僕は、伊藤さんが調剤薬局で働くのが始めてなので、研修制度がしっかりしている大手の調剤薬局チェーンを紹介してたんですよ。

たしかに、調剤薬局での実務経験がない人には、研修制度があるほうがいいわよね。
ただ、大手は取り扱う薬剤の種類が多くて覚えることも多いから、残業時間が多くなりやすいのよね。

そうですね。
ナオコさんがヒアリングした後の伊藤さんのキャリアシートを見たら、伊藤さんにはクリニックの門前薬局がマッチングしますね。

そうね。
クリニックの門前薬局なら、薬剤の種類も少ないから覚えることが限られているわね。
それに、患者さんが多くないから残業になることもほとんどないわ。

僕が最初からしっかりヒアリングできていれば、最初から伊藤さんの希望に合う求人が紹介できていたのに残念です・・・。

大丈夫よ。
失敗は次に活かしていきましょう。

はい!

それと、伊藤さんは“未経験転職に失敗しやすいタイプ”だから、そのフォローも必要かもしれないわね。

どういうことでしょうか?

じゃあ、未経験転職をしたときに失敗しやすいタイプについて、話していくわね。

●未経験転職で失敗しやすい人

1.プライドが高い人
プライドが高い人は、人に何かを教わることが苦手だわ。
未経験転職の場合はわからないことだらけなので、素直に周囲に教えてもらう姿勢が大事よ。
変なプライドを捨てて、わからないことを積極的に解決していくことが求められるわ。
2.コミュニケーション力が低い人
未経験転職だと日々わからないことばかりだから、教えてもらう機会が多いわ。
周囲の人も自分の仕事がある中で、教えてくれていることを忘れずに感謝の気持ちを持たないといけない。
でも、コミュニケーション力が低い人は相手の心情を考えるのが苦手だから、新しい職場で孤立してしまう危険性があるわ。
3.変化に弱い人
薬剤師は、就職先によってメインの仕事が大きく変わるという特殊な職業なの。
たとえば調剤薬局なら調剤、ドラッグストアなら販売、製薬会社のMRなら営業、といった具合よ。
そのため、未経験転職をすると、今まで磨いてきたスキルだけでは通用しない場面が出てくる。
その変化を受け入れて、自分を適応させていく必要があるわ。
4.向上心がない人
転職活動の段階では、未経験でもOKという職場は多いわよね。
でも、実務に入ったら学ばないといけないことがたくさんあるわ。
そんなときに、向上心がない人はなかなか新しい知識を身につけていけないので苦労する可能性があるわね。

伊藤さんは“1”と“2”に該当している感じがしますね・・・。

そうなのよね。
だから、伊藤さんに紹介した調剤薬局は、伊藤さんと同じドラッグストア出身の社員がいるところにしたのよ。
同じ経験をもっている先輩は、似たような壁にぶつかっているのでアドバイスをくれるし、伊藤さんも相談しやすいと思うから。

そうだったんですか!
さすが、ナオコさん・・・!

ただ、未経験転職の大変さは伊藤さんにあらかじめ理解してもらわないといけないわね。
そのあたりは、私がしっかり話しておくわ。

伊藤さんに「職場見学」に行ってもらえば、未経験転職のイメージがわくかもしれないですね。

そうね。

職場見学のときの注意点は、覚えてるかしら?

はい。
実際に働く職場を見学して、一緒に働く仲間をきちんと確認することです!

職場見学は絶対にしよう

そうね。
それと誰と話すかも重要よね。

話す相手、ですか?

そう。
調剤薬局の職場見学に行くとしたら、絶対に話したほうがいいのは誰だと思う?

うーん、やっぱり上司になる管理薬剤師でしょうか?

管理薬剤師と話すこともたしかに重要よ。
でも、もっと重要なのは“薬局事務”の人と話すことよ。

薬局事務、ですか・・・!

そう。
薬局事務の人が、一番客観的に薬剤師を見ているからよ。

なるほど・・・!

管理薬剤師などの上の立場の人は、職場見学にきた薬剤師に対していい情報ばかりを伝えがちになるの。
なぜかというと、基本的に薬剤師は人手不足で、どの職場でも新しい人材をほしがっているからよ。
だから、いい話をして転職してきてほしいと思うのね。

上司にあたる人の話をすべて信じ込んではいけないということですね。

もちろん正直に答えてくれている人もいると思うけど、一応注意しておいたほうがいいわね。
職場見学では、薬局事務の人に薬剤師は連携が取れているかを聞いてみたり、薬局事務の人が楽しそうに仕事をしているか、などもチェックしておくといいわ。

そうですね。

さてと。
これで、伊藤さんみたいな求職者さんがきても、今度は優太がバッチリ対応できそうね。

は、はい!
頑張ります!!

期待してるわよ!

はい!
(早く一人前のキャリアアドバイザーにならなきゃな・・・!)

伊集院ナオコ転職相談所。
そこは転職に迷えし薬剤師の駆け込み寺。
今回の未経験転職のポイントをもう一度だけおさらいしておくニャ!

●薬剤師が未経験転職に失敗しないためのポイント

  1. 紹介会社のキャリアアドバイザーには細かく希望を伝えよう
  2. 紹介会社しか知らない情報をうまく活用しよう
  3. 職場見学には必ず行っておこう(調剤薬局なら薬局事務の人と話そう)
  4. 転職した後は、わからないことを積極的に学び周囲とコミュニケーションを取ろう

※本コンテンツはフィクションであり、実在の人物・団体との関係はございません。
※本ノベル内で取り上げているノウハウに関しましては、実際のキャリアアドバイザーからのヒアリング及び、様々な文献を参考にして構成させていただいております。


伊集院ナオコのぶっちゃけ話

・・・ところで、ナオコさん。
うちの転職相談所に来る人たちって、みんないろいろな求人サイトに登録しているんですが、結局、ナオコさんがオススメする求人サイトってどこなんですか?

う~ん、そうね・・・。
ぶっちゃけていうと、以下の2つの法則に該当する求人情報サイトかしら。


  1. 求人データベースを豊富にもつ“大手”が運営している
  2. 登録後、機械的に求人情報を提供するのではなく、転職アドバイザーが各自の裁量で、その求職者に合った求人をしっかり調べてくれる

なるほど・・・!

あ、この2つの法則って、ナオコさんが僕に教えてくれた法則ですよね?
今なら、ナオコさんがこの法則を大切にしていた理由がすごく分かります!

ふふふ、ありがとう。

・・・でも、優太も知っている通り、この2つの法則を知らずに、適当に求人サイトを選んでしまっている人はすごく多いの。
たとえば「広告をたくさん見かけるから選んだ」とか「検索順位が高いから選んだ」、とか・・・。

だって・・・、普通はたくさん露出している求人サイトを選びますよ。
さっきの2つの法則が大事だなんてこと、普通の薬剤師さんは気付かないです。

転職活動の期間中は何かと忙しいし・・・。

そうね・・・。
そこが転職業界の“闇”でもあるのよ。

でも、その“闇”から抜け出せることができるかどうかは、自分自身。
自分の人生だから、しっかり情報収集して、“何が正しいのか?”を判断しないとね。

やみくもに求人サイトに登録するのではなく、自分の個人情報を大切にして行動しなくちゃ。

なるほど・・・。

ということを踏まえると、私が言うのもなんだけど、私が今お手伝いしている「薬剤師求人プレミア」というサイトはオススメよ。
上記の2つの法則をクリアしてるから。

リクナビ薬剤師と提携しているだけあって、求人データベースの情報量がすごいですし、サイトには転職体験談もたくさん載っているので、自分と境遇の合った人を見つけやすくて、安心できますね。

そうよ。
そして、極めつけは転職アドバイザーのレベルね。
転職アドバイザーの憧れでもあるリクルートのすご腕のアドバイザーが、時間をかけて転職をサポートしてくれるので、とても安心よ。

もしかして、そのアドバイザーの中には、ナオコさんが尊敬するあの人もいるんですよね・・・?

ふふふ、そうよ。
詳しくは、今後話すわね。

薬剤師求人プレミア 伊集院ナオコが語る2つの法則をクリアした求人サイト

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Written by ソノン池田/illustrated by シルクハット上野