仕事を辞めるときは「退職理由」の伝え方に注意しよう!薬剤師が円満退職するための3つのポイント

こんにちは!
元薬剤師のキャリアアドバイザー、伊集院ナオコです。

突然ですが、あなたは仕事を辞めたことがありますか?

会社を辞めるときは、上司に退職の意思を伝える必要があります。

ただ、そのときに退職の意思の伝え方を間違えてしまうと、すんなり職場を辞められなかったり、辞めた後に悪い印象を残してしまったりすることがあるんです・・・。

そんな事態は絶対に避けたいですよね。

そこで今回は、「薬剤師が円満退職するための3つのポイント」をお届けします!

この記事が、あなたのスムーズな転職を後押しできればうれしいです。

それでは、まいりましょう!

今回の登場人物

伊集院ナオコ(32)

伊集院ナオコ

薬剤師として働いていたが、高山との出会いをキッカケにキャリアアドバイザーへ転身。
その後、人材紹介の企業で高山の部下として経験を積んだのち、「伊集院ナオコ転職相談所」を設立。
元薬剤師の経験を活かしたキャリアアドバイスが評判となっている。

山本優太(27)

山本優太

ナオコと同じく前職は薬剤師として働いていた。
転職を考えてナオコの転職相談所を訪れた際、ナオコから言われたアドバイスに感銘を受け、ナオコと同じキャリアアドバイザーを志す。
入社して10ヶ月が経ち、一人前のキャリアアドバイザーになりつつある。

高山健介(45)

高山健介

ナオコが独立前に勤めていた人材紹介会社の直属の上司。
ナオコがキャリアアドバイザーになるキッカケを作った、ナオコがもっとも尊敬する人物。
職場は変わったが、ナオコとは公私ともに親交を続けている。

ここは伊集院ナオコ転職相談所。
人生の岐路に迷った薬剤師の駆け込み寺。

そろそろ店じまいの様子だが、今夜は飲み会があるようニャ。

さてと、今日はそろそろ終わりにしようか。

僕、なんだか緊張してきました・・・!

大丈夫よ。
高山さんは全然コワイ人じゃないから。

高山さんは、ナオコさんがキャリアアドバイザーを目指すキッカケになった人ですよね。
しかも、ナオコさんが一番尊敬している人と聞いているので、そんな人と飲むなんて緊張しちゃいます・・・!

大丈夫、大丈夫!
ほら、行くわよ!

待ってくださいよー!!

飲み屋

高山さんはまだ来ていないみたいね。

高山さんとは、よく飲みに行くんですか?

そうね、2、3ヶ月に1回ぐらいは飲みに行っているかしら。

そうなんですね・・・。

・・・優太、もしかして緊張しているの?
さっきからずっと、おしぼりで手を拭いているけど・・・。

あっ、高山さん!

居酒屋に高山が登場

ナオコ、悪い。
待たせたな。

おつかれさまです!
今日は、前にお話しした期待の新人を連れてきちゃいました。

(この人が高山さんか・・・!
低音でシブい声だなぁ)

お、君がウワサの優太君か。

は、は、はじめまして!
ナオコさんと一緒に働いている、山本優太です。

そうかしこまらなくていいさ。
ナオコからよく話は聞いているよ。

そ、そうでしたか。
(ナオコさん、僕のことをどんな風に伝えてくれているんだろう・・・)

まぁ、とりあえず飲むか!

はい!

ビールを注ぐ

プハァー!
やっぱり仕事終わりのビールは最高ですね!

おっ、いい飲みっぷりだな。

いやいや・・・って、高山さんのグラスもカラじゃないですか!
あ、ナオコさんも!

ふふふ。
みんなペース早いわね。

店員さん、すみませーん!
ビールのお代わり、3つお願いしまーっす!

生ビール

ところで、優太はキャリアアドバイザーになってどのぐらい経ったんだ?

10ヵ月です。

じゃあ、そろそろキャリアアドバイザーの仕事にも慣れてきた頃だな。

最近、優太だけで求職者さんの担当をする機会が増えてきたんですよ。

じゃあ、もういっぱしのキャリアアドバイザーだ。

全然そんなことないです・・・。
なかなか、うまくいかないことが多くて・・・。

・・・なにがうまくいかなかったんだ?

僕が担当した方で、ちょっとした行き違いがあって・・・。
その求職者さんが企業から内定をもらうことができたんです。
そこで、求職者さんが上司の方に退職の意思を伝えたんですけど、上司が全然話を通してくれなくて・・・。

なるほど、引き止めにあったんだな。

はい、そうなんです・・・。
結局、求職者さんは上司に説得されてしまって、転職をあきらめることになったんです。

そういうことだったのか。
つまり、求職者の「退職交渉」が上手くいかなかったわけだな。

そうなんです・・・。

俺たちは転職を決めるお手伝いはできるが、退職交渉は求職者本人が会社と進めていかないといけないからな。
もちろん俺たちも退職に関してのアドバイスはできるが、中にはどうしようもない時もあるもんだ。

はい・・・。

(優太、けっこう気にしていたのね・・・)

あ、そうだ。
優太、せっかくだから高山さんに退職交渉のポイントを教えてもらったら?

いいんですか?

もちろん。

大師匠、よろしくお願いします!

大師匠!?

はい。
ナオコさんが僕の師匠なので、ナオコさんの師匠である高山さんは、僕にとっては大師匠です!

大師匠か・・・なんだか、大層な肩書きだな。
・・・まあ、いいだろう。

私も高山さんの講義を聞くのが久しぶりなので、楽しみです!

おいおい、ふたりしてハードルを上げるなよ。

円満退職するためには、部下に退職を切り出された“上司の心理”を理解すること!

では、退職をするときに目指すべきゴールから話していこう。
それは「円満転職」だ。

円満退職?

円満退職とは、勤務先と揉めることなく、退職の意思を認めてもらって退職をすることだ。
誰とも揉めることがないため、“理想のゴール”とされている。

理想のゴール・・・!

ただ、この円満退職を実現するためには、あるポイントを押さえる必要がある。

あるポイント・・・?

それはな、「部下に退職を切り出された“上司の心理”を知り、安心させること」だ。

上司の心理・・・。

優太には、イメージしにくいか。
じゃあ、ちょうどここに優太の上司がいるから聞いてみるぞ。

ナオコ、もし優太が会社を辞めたいと言ってきたとしたら、ナオコはどんなことを考える?

そうですね・・・。
まず、なんで優太が辞めたいのかを知りたいです。

もし、その理由が納得できるものだったら、優太が退職するのはしょうがないとあきらめます。
ただ、退職理由に納得がいかなかったら、退職を思いとどまるように説得しようとするかもしれませんね。

そうだよな。

いいか、優太。
今、ナオコが答えたことが、部下から退職を切り出されたときの上司の心理だ。

はい!
上司の心理からすると、まずは部下の退職理由に納得したい、ということですね。

その通りだ。

次に、もうひとつ知っておくべき上司の心理がある。
ナオコ、もし優太の退職理由に納得したとしたら、次は何を考える?

うーん、今優太が担当している仕事を、今後どうしていこうか考えます。
うちの場合、社員は優太だけなので、まずは人を採用しないといけないですから。

優太の仕事をどう引き継ぐか、という問題だな。

はい。
新しい人がすぐに採用できるかは心配ですね。
それに、後任者が採用できたとしても、優太と同じ仕事ができるようになるまでには時間がかかるだろうと思います。

そうだな。
つまり、上司が気にするのは、部下の退職によって仕事に支障が出ることだ。
裏を返すと、仕事に支障が出ないように段取りができれば上司は安心する、ともいえるわけだ。

なるほど・・・!

後任者を探したり、引継ぎをしたりするのは時間がかかる。
だから、上司が社内で後任者を探したり、後任者が業務をきちんと引継いだりするための時間の猶予が必要だ。

時間の猶予・・・。

つまり、退職希望者が上司に退職の意思を伝えてから、退職するまでの期間が長いほうが上司は安心するってことだ。

なるほど・・・!
円満退職には、上司の心理を知ることが大事という意味がわかってきました。

そうだ。
円満退職をするには、上司の心理を読み安心させることが重要だ。
そのためのポイントは3つある。

●円満退職のポイント3つ

  • 上司が退職に納得してくれるかどうか
  • 退職を申し出てから退職までの期間がしっかり取れているかどうか
  • 後任者への引継ぎをきちんと行う準備はできているか

なるほど・・・!
この3つを押さえておけばいいんですね。

そういうことだ。
ただ、上司が納得できそうな退職理由を伝えても、上司からの引き止めが入る可能性は高いと思っておくべきだ。
薬剤師は慢性的に人手不足の状況だからな。

上司からの引き止め

ですよね・・・。
引き止めって、たとえばどんな風に引き止められるものなんですか?

退職者を引き止める方法は、大きく3つのタイプに分類できる。

●退職希望者への引き止め3つのタイプ

1.改善提案型
改善提案型は、退職希望者が持っている不満を改善するような提案をすることだ。
たとえば、給料が低いことが不満の場合は、給料を上げる。
残業が多いことが不満の場合は、人を増やして仕事の負担を減らす、などだ。
2.感情訴求型
感情訴求型は、俗にいう“情に訴える”方法だ。
たとえば、「もう一度よく考えてほしい」と懇願したり、「今辞められると本当に困る」と頼みこんだりする。
3.巻き込み型
巻き込み型は、退職希望者の周囲の人を巻き込む方法だ。
たとえば、退職希望者がお世話になった上司や先輩などを直属の上司が巻き込み、その人から説得してもらうというものだ。

なるほど。
転職を考えている人の気持ちを揺さぶって引き止める、ということですね。

どの方法も、転職の意思が固まっていない人には効果がある。
だからこそ、転職希望者は上司に退職の意思を伝える前に「絶対に退職する」という固い意思を持つことが大事だ。

たしかに、自分の意思が固まっていないと引き止められてしまうかもしれないですよね・・・。

そして、転職への固い意思を持っていたとしても、“巻き込み型”の引き止めをされると、どうしても気持ちが揺らぎやすい。
自分がお世話になったと感じている人の言葉は心に響くし、引き止められたときに罪悪感があるんだ。

たしかに、ここまで育ててもらったのに申し訳ないという気持ちになりそうです・・・。

そうだな。
ただ、冷静に考えないといけないのは、お世話になった上司や先輩がずっとその職場にいるとは限らないってことだ。
極端な話、自分が辞めるのを思い留まったとしても、近いうちにその上司や先輩が辞めることだってあるかもしれないだろ?
だから、大切な人たちとは会社の枠を超えて、個人として付き合っていけばいいと思う。

そうですね。
高山さんとナオコさんがまさにそうですよね。

そうね。
私が高山さんに退職を切り出したときは、本当に心苦しかったわ。
高山さんにはキャリアアドバイザーとしてゼロから育ててもらったから・・・。

俺だってナオコと一緒に働いていきたかったが、独立したいというナオコの強い想いを知って、応援することにしたんだ。

高山さん・・・。

結局、ナオコとは今もこうして付き合いが続いているし、ナオコが頑張っている姿を見ているから安心しているよ。

高山さん!
カッコイイっす!!

ははは。

・・・さて、話を戻そう。
次は、円満退職をするためのポイントである、“上司に退職を納得してもらうこと”について、話していくぞ。

はい!

【円満退職のポイント その1】
上司に退職を納得してもらうこと

さっき話したように、退職理由を伝えても引き止められる可能性が高いわけだから、転職理由はなるべく引き止めにくい理由がいい。

優太、納得してもらいやすい退職理由はどんなものだと思う?

・・・実家に戻るというのはどうでしょう?

それは確かに納得してもらいやすいな。
ただ、実際は実家に戻っていないことが職場にバレてしまったら心証がよくないだろう。
だから、安易に嘘をつくのは避けた方がいいな。

す、すみません・・・。

ポイントは、引き止めにくく納得しやすい理由にすることだ。
退職理由を上司が聞いたときに、それなら転職するのもしょうがないと思えるような理由がいい。

たとえば、どんな理由があるんでしょうか?

前向きな理由だったり、個人的な理由だったりすると納得してもらいやすい。
たとえば、「もっと専門性の高い仕事がしたい」「新しい分野にチャレンジしたい」など、その職場では実現できなさそうな理由にしておくことだ。

ステップアップ

なるほど・・・。
それはしょうがないと思ってもらえそうですね。

逆に、上司に納得してもらいにくい転職理由はなんですか?

「給料が低い」「残業が多い」などの労働条件に関する退職理由だ。
これらは上司に引き止められやすいので、ありのままに伝えない方がいい。

どうしてですか?

労働条件に関する退職理由は、さっき説明した退職希望者を引き止める方法の“改善提案型”の話を展開されやすいからだ。
たとえば、「給料が安い」という理由なら、「給料を上げるから残ってほしい」と言われるかもしれない。
「残業が多い」という理由なら、「人を増やして残業を減らすから残ってくれ」と言われる可能がある。

たしかに、そう引き止められてしまうと辞める理由がなくなってしまいますね・・・。

そうなんだ。
しかも、上司の約束が本当に実現されるかは確証がもてない。
退職を止めたいという一心での、ただの口約束かもしれないだろう?

そうですね。

それに自分が退職という最後のカードを切らない限り、待遇の改善が検討されなかったということも覚えておくべきだろうな。

確かにそうですね。
上司が納得しやすい転職理由を話すべきだ、ということはしっかりと理解できました。
・・・ただ、僕が担当していた方のように、退職の引き止めにあって辞めるべきなのかを迷ってしまったときは、どうしたらいいんでしょうか。

オススメなのは、以前同じ職場に勤めていて退職していった、信頼できる上司や同僚に相談してみることだ。
その人たちも、同じようにその職場で退職交渉をした経験者だからな。
何かしらのアドバイスをくれるかもしれない。
それに、新しい選択をしようとしている転職希望者の背中を押してくれる可能性は高いだろう。

同じ職場の退職経験者に相談するってことですね。

そうだ。

ちなみにナオコだったら、職場の引き止めにあって退職しようか悩んでいる人にどうアドバイスする?

そうですね・・・。
退職するときは、自分の想いだけでなく周囲の人の想いが交錯するので、判断に迷ってしまうものですよね。
だからこそ、改めて自分の気持ちに立ち戻ることが大事だと思います。

自分の気持ちに立ち戻る・・・?

退職を迷ったときは、自分の気持ちを再確認しよう

この前、ちょうど転職者の気持ちを後押ししてくれるような記事を読んだの。
優太も後でじっくり読んでみるといいわ。

転職には苦労がつきものです。
会社を離れることを、周囲や自分が「逃げ」だと受け止めるのが理由のひとつでしょう。
転職へのネガティブな反応は「逃げるのは卑怯だ」という認識を前提にしています。

しかし、そもそも逃げるのは卑怯なのでしょうか。
僕は、逃げるのは卑怯じゃないと思います。

仕事に行き詰まったとき、条件を変えるか、自分を変えるかしか、それを解消する方法はありません。
どちらも簡単ではないので、精神的、肉体的に消耗してしまう場合もあるでしょう。

しかし「変える」のはあくまでひとつの選択です。
自分の選択に責任を持てるのは自分だけですから、その仕事から「逃げる」という選択をしたとしても、周囲にそれを悪く言う権利はありません。
自分もまた、それを悪く思う義務はないのです。

引用元:逃げるのは卑怯じゃない(皆の転職)

転職したいと考えている人は勇気が出そうな記事ですね。

これは参考になるな。

結果的に、優太が担当した方のように、引き止めにあって職場に残る選択をする人もいるだろう。
今の職場に残るほうが、その人にとってはいい選択かもしれない。
ただ、その人が一度退職を申し出たという事実は消えない、ということはしっかり認識しておくべきだ。

事実は消えない・・・。

一度退職を申し出た以上、上司から「あいつは辞めたいと言い出したことがある」と思われてしまうのは避けられない。
職場によっては、それが昇給や昇格などにも影響するかもしれない。
もし、今の職場に残るという選択をしたときには、それなりの覚悟が必要になるってことだ。

なるほど・・・。

●部下から退職の意思を告げられた上司の心理4つ

  1. 上司は部下の気持ちを揺さぶって引き止めようとする
  2. 上司は部下の転職理由に納得したいと考えている
  3. 部下の退職によって仕事に支障が出ることを気にする
  4. 部下が退職するまでの期間が長いほうが上司は安心する

ここまで、部下から退職の意思を告げられた上司の心理を話してきたが、優太はちゃんと理解できたか?

はい、バッチリです!

上司の心理を理解できたら、次はいよいよ上司に話す番だ。

緊張の一瞬ですね・・・!

上司に退職の意思を告げるときは、あらかじめ用件を伝えないようにしよう

上司に退職の意思を伝えるときに注意しておきたいのは、伝えるタイミングと場所だ。
このとき、誰にも話を聞かれないように配慮する必要がある。

はい。

まずは、上司と話す場所を確保することから始めよう。
そのためには、上司が空いている時間をあらかじめ確認しておいて、先に会議室を予約しておく。
そして、上司のスケジュールを押さえるんだ。

なるほど、先に場所を確保しておくんですね。

上司のスケジュールを押さえるときは、用件を伝えないことがポイントだ。
「お話があるのですが、〇時から30分ほどお時間をいただけませんか?」という形で打診するんだ。

なぜ、あらかじめ用件を伝えないほうがいいんですか?

「退職の件」と伝えてしまうと、上司があらかじめ引き止めの準備をしてきてしまって、話がスムーズに進まない可能性が高いからだ。
退職交渉は、あくまでも転職希望者が主体的に動き、スピーディーに進めることが重要だ。

会議室

自分のペースに持ち込む、ということですね。

そういうことだ。

それと、退職の話をスムーズに進めやすい時期があるから、それも知っておくといい。

そんな時期があるんですか?

社内異動が多い時期だ。
一般的には、4月や10月などの年度始めや半期始めの月に、社内異動が多い傾向がある。

人が動く時期だと、後任が探しやすいってことですか?

その通りだ。
実際の異動者の検討は、社内異動が多い月の1、2ヶ月前くらいに行われる。
つまり、4月の異動なら1月や2月、10月の異動なら8月や9月ということだ。

なるほど・・・!

この時期は、退職を申し出やすい時期でもあるんだ。

上司がスムーズに動きやすいように話を切り出すのが重要ってことですね。

逆に上司の心理を考えると、絶対にやらないほうがいい退職の伝え方ってありますか?

そうだな・・・いきなり上司に辞表を出すことだ。

あ、よくドラマとかで見かけるやつですね。
「辞めさせていただきます!!」って、上司に退職願(たいしょくねがい)を叩きつけちゃうみたいな。

辞表を出す

ドラマだったら印象的なシーンだが、現実でこんなことをやってしまうと、自分勝手な奴だと思われてしまうだろうな。

そういえば僕が薬剤師を辞める時も、退職が正式に決まった後に退職願を書いたと思います。

たしかに、退職日が決まってから退職願を出すのが一般的な流れだ。

そうなんですね。

優太が退職願を書くとき、何を参考にして書いたか覚えているか?

・・・たしか退職願の書き方がわからなくて困った記憶がありますね。
上司に教えてもらった気がします。

退職願は、職場によって書き方のルールが決まっていることがあるので、まずは人事や上司に聞いてみるといい。
もし、特に社内ルールがない場合は、一般的な退職願の書き方を確認しておけば大丈夫だ。
下記サイトで、退職願の書き方について詳しく紹介されているから確認しておくといいぞ。

はい!

●上司に退職を納得してもらうためのポイント5つ

  1. 退職理由はなるべく引き止めにくい理由にする。
  2. 退職理由を話すときに、安易な嘘はつかない。
  3. 「給料が低い」「残業が多い」など労働条件に関する退職理由は避ける。
  4. 上司が退職を受け入れやすい時期は1月や2月、もしくは8月や9月。
  5. いきなり上司に退職願を提出してはいけない。

じゃあ、次は円満退職のポイントのふたつめ、「退職を申し出てから退職までの期間」の話に移ろう。

【円満退職のポイント その2】
退職を申し出てから退職までの期間がしっかり取れているかどうか

退職を申し出てから、退職するまでの期間はしっかり取っておきたい。

退職までの期間が長い方がいいってことですか?

そうだ。
ただ、法律上は退職の2週間前に申告すればいいことになっている。

2週間・・・!
けっこう短いですね。

そうなんだ。
ただ、現実問題で考えると、2週間での退職は現場に迷惑をかけることになるだろう。
だから、少なくとも1ヶ月、理想としては2、3ヶ月の期間は確保したいところだ。

2、3ヶ月ですね。

そうだな。
後任者が異動するまでには時間がかかるし、新しく人を採用する場合はもっと時間がかかるかもしれない。
とはいえ、次の転職先が決まっている場合は新しい勤務先を長く待たせることもできない。
そういったことを加味すると、退職日の2、3ヶ月くらい前に退職の意思を伝えるのが妥当だろう。

はい!
引継ぎ期間にも考慮しておけると、上司の説得がスムーズにできそうですね。

そうだな。
ただ、退職が決定しても気を緩めちゃいけない。

なぜですか?

退職が決まった途端に仕事に身が入らなくなったり、引き継ぎがおろそかになったりすると、円満退職は実現できないからだ。
だから、退職が決定したら、「後任者へのスムーズな引継ぎ」を心がけるべきだ。

【円満退職のポイント その3】
後任者への引継ぎをきちんと行うこと

スムーズな引継ぎ

上司が心配することは、退職者が出ることによって仕事がうまくまわらなくなることだ。
だから、後任者への引継ぎをきちんと行うことはとても重要だ。

そうですね。
きちんと引き継ぎをするには、何に気をつけたらいいでしょうか?

漏れなく、細やかに引継ぎをすることだ。
調剤薬局を例にして、引継ぎのポイントを説明していくぞ。

●後任者に引き継ぐ内容の例

  1. 職場独自のルール
  2. 患者さんへの薬の出し方や説明の仕方
  3. 近隣の病院の処方箋の癖など
  4. 常連の患者さんや対応方法
  5. 仕入れ先の情報
  6. 職場の上司や同僚との関係や対応方法

けっこう細かいですね!

引継ぎは細やかにやっておくと後任者がラクだからな。
漏れなく引継ぎをするためには、自分の業務を一週間スパンで振り返るのがオススメだ。
朝から業務終了までの間、自分がどんな仕事をしているかを思い浮かべながら整理していくといい。

一週間スパンで自分の仕事を振り返れば、大体の仕事を洗い出せそうです。

ただ、発生頻度が低い仕事は、引継ぎを忘れがちなので注意が必要だ。
たとえば、一ヶ月に一度、四半期に一度、半期に一度、年に一度などに発生する業務も忘れずにリストアップしておこう。

はい!

調剤薬局の場合は、患者さんだけでなくドクターや病院との関係も重要なので、どのような付き合い方をしてきたかも詳しく伝えておくこと。
場合によっては、門前ドクターなどへの挨拶が必要になるケースもある。

門前ドクターへ挨拶

社外の人との引継ぎも重要ということですね。

それと、引継ぎの期間は少なくとも一週間は必要だ。
その間、一緒に仕事をしていきながら後任者になるべく仕事を覚えてもらうんだ。
そうしたら、後任者の理解度を確認しながら、引継ぎを進められる。

スムーズな引継ぎのためには、後任者へのフォローも重要ということですね。

そうだ。
それと、引き継ぎの状況を上司に随時報告しておくことも忘れないこと。
上司に共有しておけば、もし引継ぎ内容に漏れがあった場合でも、上司が気づいてくれたり指示を出してくれたりする可能性がある。

なるほど!
引継ぎの状況を報告しておけば上司も安心できますね。

そういうことだ。
そして、引継ぎを無事終えたら、後任者には念のため自分の連絡先を伝えておく。

えー!
そうしたら、辞めた後にたくさん連絡が来たりしませんか?

引継ぎがきちんとできていれば連絡はそんなにこないだろうし、もし何かあったとしても、意外と後任者からの連絡はこないものだ。
退職した人に仕事のことで連絡するのは、申し訳ない気持ちが働くからだ。

そういうものなんですね。

連絡をしてもらう目的で連絡先を伝えるというよりは、「何かあったときにはいつでも答えますよ」という姿勢を示しておくことが大事だ。
そのほうが後任者も安心できるだろう?

なるほど・・・!
引継ぎのポイントをおさえておけば、スムーズに引継ぎができそうですね。

そうだ。
そして、忘れちゃいけないのが最終出社日の過ごし方だ。

最終出社日ですか?

最終出社日は、円満退職の総仕上げの日だ。
お世話になった人には、最終日までに必ず挨拶に行っておくこと。
くれぐれも、いつの間にか辞めるなんてことがないようにしたい。

最終日はバタバタしてしまうので、挨拶の人数が多いときは前もって挨拶に行っておいた方がいいですね。

そうだ。
あと、もうひとつ最終日にやるべき大事なことがあるんだが、わかるか?

・・・みんなと写真を撮る!

写真を撮る

・・・。
それもいいが、自分の身の回りの整理や掃除をしておくのを忘れないことだ。
「立つ鳥、跡を濁さず」っていうだろう?

立つ鳥、跡を濁さず

たつ鳥、あとをにごさず・・・。

・・・優太、意味わかってる?

聞いたことはあるんですけど・・・。
どういう意味でしたっけ?

・・・。
立ち去るときは、見苦しくないようにきれいに始末をしていくべきという意味よ。
つまり、引き際は美しくあるべきということね。

あぁ、そうでした!
だから、掃除が大事ということなんですね。

あとは会社に返すものや受け取るものがあるはずだ。
詳しい内容についてはしっかりと人事や上司に確認しておこう。

はい!

●後任者への引継ぎをきちんと行うためのポイント6つ

  1. 後任者のために漏れなく、細やかに引継ぎをする。
  2. 取引先との関係性を共有し、必要に応じて挨拶に行く。
  3. 引き継ぎの状況を上司に随時報告しておく。
  4. 後任者には念のため自分の連絡先を伝える。
  5. お世話になった人には必ず挨拶に行く。
  6. 最終出社日は身の回りの掃除や整理をする。

・・・これで円満退職のポイントは一通り説明できたな。
最後に、円満退職の意外な落とし穴についても話しておこう。

落とし穴、ですか?

そうだ。
円満退職の意外な落とし穴は、家族の反対にあうことだ。

転職が決まってから家族の反対に合わないように、事前に相談しておこう

転職先が決まってから家族の反対に合うことは珍しくないんだ。
特に結婚をしている男性の転職者の場合、奥さんから退職のNGが出ることが意外と多い。

あっ、僕が担当していた方がまさにそうでした!
職場から強い引き止めにあっていて、さらに奥さんからも反対されたので転職を諦めることになったんです。

なるほど、そういうことだったのか。
家族の反対にあいやすいのは、転職後に今の職場よりも給料が下がるケースだ。

給料が下がると、生活に影響が出ますからね・・・。

こうした家族からの反対を防ぐためには、まず転職活動を始めたことを、転職者本人が自分の口から家族に伝えておくことだ。

その上で年収が下がる可能性があるときは、「最初は給料が下がるかもしれないが、どうしてもこの分野の仕事をしてみたい」などと伝えて安心してもらった方がいい。
転職することでのリスクは話しづらいが、一番ネックになる部分でもあるからな。

事前に相談しておくことが大事なんですね。

夫婦で相談

そうだ。
そして、転職を正式に決める前にきちんと家族に了解を取っておこう。
転職が決まってから話すと、家族から転職を反対される可能性が高いからだ。

たしかに、僕が担当していた求職者さんは、転職を決めてから奥さんに話していました。
もっと手前で、ご家族と相談するように僕がアドバイスしていたらよかったのかもしれないですね。

そうかもしれないな。

・・・。

教訓は、次の機会に活かしていけばいいさ。

はい・・・!

じゃ、そろそろまとめに入るぞ。
つまり、円満退職を実現するには、自分の退職が周囲へ与える影響に配慮することだ。

はい、僕も理解できてきました。
上司や後任者や取引先、家族が自分の退職をどう感じるのかを理解して、そのフォローをすることが大事なんですよね。

その通りだ。

ただ、ひとつ気になっていることがあるんですけど・・・。

なんだ?

周囲の気持ちに配慮するのも大事ですけど、しっかり働いてきたら対価はもらっていいと思うんです。
でも、退職することになってボーナスをもらい損ねた、なんて話を聞くことがあって・・・。
ボーナスをしっかりもらいつつ、円満退職をすることは難しいんでしょうか?

ボーナスをもらった上で退職するには、ボーナス支給の1ヶ月後に退職を切り出そう

ボーナスをしっかりもらう

ボーナスをもらった上で円満退職をするには、退職を切り出す時期を見計らう必要があるな。

時期ですか?

そうだ。
ボーナスを確実にもらうには、ボーナス支給日のすぐ後に退職を切り出したいところだが、上司の心証を悪くする可能性が高い。
だから、ベストなのはボーナス支給から1ヶ月後くらいに退職を切り出すことだ。
もし、6月と12月がボーナスの支給月だとしたら、退職を切り出すのは7月や1月くらいがいいってことだ。

なるほど!

ただ、ボーナスをもらうことにこだわり過ぎて、転職の時期を逃さないようには気をつけたいな。
自分が転職したいと思える勤務先と出会ったときが、転職のタイミングだからだ。

はい!


じゃあ、円満退職の講義はこんなところで終わることにしよう。

はい!
高山さん、色々と教えてくださってありがとうございました!

高山さん、ありがとうございます。

また、いつでも講義するぞ。
うまいビールがあればな。

わーい!

よかったわね。

・・・。

優太、どうかしたの?

なんだか人と人との出会いって不思議だなぁと思って。
だって、もしナオコさんと高山さんが出会っていなければ、たぶん僕がナオコさんに出会うこともなかったと思うんです。

たしかに、そうかもしれないわね。
私は高山さんに出会わなければ、キャリアアドバイザーになることはなかったと思うから。

すべての始まりは、高山さんとナオコさんとの出会いからなんですよね。
・・・よかったら、お二人が出会ったときの話を聞かせてくれませんか?

高山さんと初めて会ったとき・・・。

ナオコと初めて会ったときか・・・。
ナオコ、覚えてるか?

もちろんです。
今でもハッキリと覚えてます。

話は6年前にさかのぼる。
当時、薬剤師だったナオコは転職を決意し、高山が働く紹介会社を訪ねたニャ。

伊集院さん、はじめまして。
担当させていただくキャリアアドバイザーの高山です。

はじめまして。
よろしくお願いいたします。

まず、転職を考えた理由からお聞かせいただけますか?

はい。
現在、調剤薬局に勤めているのですが、薬局の方針と自分の考えが合わないと感じています。

そうなんですね。
どのように合わないんでしょうか?

私は、患者さんがかかりつけの薬剤師として頼りにしてくれるような接客がしたいんです。
患者さんは具合が悪くなると、かかりつけの病院を頼りにしますよね?
それと同じ感覚で、頼りにしてもらえる調剤薬局でありたいと思っています。

それは素敵な考えですね。

ただ、今勤めている職場は、来店した患者さんを効率的にさばく接客スタイルなんです。
一方的に薬剤の説明をしてお会計をするだけ。
うちの職場は上司と私しかいないので、上司の接客スタイルが薬局のスタンダードになってしまっているんです・・・。

・・・そうなんですか。

伊集院さんの考えを上司はご存じなんですか?

はい、何度も話しているので知っています・・・。
ただ、上司は今まで通りの、自分がラクなスタイルで仕事をしたいみたいで・・・。

・・・そうですか。

上司が納得してくれないなら、自分一人でも頑張ろうと接客スタイルを変えてみたんです。
でも、私が丁寧に接客すると時間がかかって、その分自分への負担が増えるからやめてほしいと、上司に言われてしまって・・・。

・・・なるほど。
今の職場では、自分が理想とする働き方ができないことにお悩みなんですね。

・・・そうなんです。
上司と意見が対立してしまってからは、仕事上で必要なこと以外は口もきいてくれなくて・・・。
しかも、本社の人との電話で私に対する不満を漏らしているのを偶然聞いてしまって・・・。
とても気まずい状態です。

・・・ふたりしかいない職場で、そんな状態だとつらいですね。

・・・はい。
・・・ただ、最近は私が理想を追い過ぎているのかもしれないと思ったりもしています。

理想を追うことは決して悪いことではないです。
・・・もしかすると、その上司の方は焦りを感じていたのかもしれないですね。

焦り、ですか?

自分よりもしっかりと物事を考えている部下に対して、焦りを感じたんじゃないでしょうか。
だから、自分の立場を守ろうとして、頑なに変化を恐れたのかもしれません。

・・・。
そんなこと、考えもしませんでした。

・・・。

もしかしたら、伊集院さんが転職をしたとしても同じ問題にぶつかるかもしれません。
できる部下をけむたがる上司は、どこにでもいますからね。

そんな・・・。

もし、その状況を変えたかったら、伊集院さんが考え方を変える必要があります。

考え方を変える・・・?

伊集院さんも、どこかで「上司なんだから自分よりできる人であってほしい」と思っていませんか?
それは部下の感情としては自然なことですが、上司も人間ですし得手不得手もあります。
だから、まずは伊集院さんが上司をありのままに受け入れることです。

・・・ありのままに受け入れる。

上司にあまり期待しすぎないということです。
そして、上司が自分の提案を受け入れるためには、誰がどのように上司に伝えるのが効果的かを考えるんです。
たとえば、伊集院さんと同じ提案を、本社の方が上司に伝えたとしたら、上司はどうすると思いますか?

・・・自分より上の立場の人からの指示だったら、改善しようと考えると思います。

そうですよね。
正しい意見であっても、いつ誰に言われるかによって、受け取り方は違います。

・・・たしかにそうですね。

何か伝えたいことがあるときは、相手がなるべく受け入れやすい方法を考えてみるといいですよ。
目的は、伊集院さんが自分の口ですべてを伝えることではなくて、調剤薬局を変革したいということなんですから。

・・・はい。

色々と出過ぎたことをお伝えして申し訳ありません。

いえ、とても勉強になりました。

伊集院さん、今までひとりで頑張ってこられたんですね・・・。
とても立派だと思います。

思わず泣いてしまうナオコ

自分の悩みを全部聞いてもらって優しい言葉をかけてもらったら、張りつめていた緊張の糸が一気にとけちゃったみたいで。
気づいたら涙が出ていたのよね。

そうだったんですか・・・。

そして、キャリアアドバイザーはこんな風に人の気持ちに寄り添ってサポートできるんだってことを知ったの。
薬剤師の仕事は嫌いじゃなかったけど、キャリアアドバイザーの仕事に強く惹かれたのよ。
それに、高山さんのような上司の下で働きたいとも思ったのよね。

・・・そうだったのか。
初めて聞いたぞ。

それはそうですよ。
私も初めて話しましたから。

ナオコにそう思ってもらえると、うれしいよ。

高山さん、カッコいいです!
僕も大師匠にどこまでもついていきますっ!!

よし!
今日は語り明かすぞ。

はい!!
店員さーん、ビール3つお願いします!!

伊集院ナオコ転職相談所。
そこは転職に迷えし薬剤師の駆け込み寺。
今回の円満退職のポイントをもう一度だけおさらいしておくにゃ!

●部下から退職の意思を告げられた上司の心理4つ

  1. 上司は部下の気持ちを揺さぶって引き止めようとする
  2. 上司は部下の転職理由に納得したいと考えている
  3. 部下の退職によって仕事に支障が出ることを気にする
  4. 部下が退職するまでの期間が長いほうが上司は安心する

●上司に退職を納得してもらうためのポイント5つ

  1. 退職理由はなるべく引き止めにくい理由にする。
  2. 退職理由を話すときに、安易な嘘はつかない。
  3. 「給料が低い」「残業が多い」などの労働条件に関する退職理由は避ける。
  4. 上司が退職を受け入れやすい時期は1月や2月、もしくは8月や9月。
  5. いきなり上司に退職願を提出してはいけない。

●退職を申し出てから退職までの期間をしっかり取ること

  • 退職までの期間は少なくとも1ヶ月、理想としては2、3ヶ月確保する。

●後任者への引継ぎをきちんと行うためのポイント6つ

  1. 後任者のために漏れなく、細やかに引継ぎをする。
  2. 取引先との関係性を共有し、必要に応じて挨拶に行く。
  3. 引き継ぎの状況を上司に随時報告しておく。
  4. 後任者には念のため自分の連絡先を伝える。
  5. お世話になった人には必ず挨拶に行く。
  6. 最終出社日は身の回りの掃除や整理をする。

●家族の反対に合わずに転職するためのポイント2つ

  1. 転職活動をすることをあらかじめ共有しておく。
  2. 年収が低くなる場合は、事前に相談して了承をもらっておく。

●ボーナスをもらって退職するためのポイント

  • ボーナス支給の1ヶ月後に退職を切り出す。

※本コンテンツはフィクションであり、実在の人物・団体との関係はございません。
※本ノベル内で取り上げているノウハウに関しましては、実際のキャリアアドバイザーからのヒアリング及び、様々な文献を参考にして構成させていただいております。


伊集院ナオコのぶっちゃけ話

・・・ところで、ナオコさん。
うちの転職相談所に来る人たちって、みんないろいろな求人サイトに登録しているんですが、結局、ナオコさんがオススメする求人サイトってどこなんですか?

う~ん、そうね・・・。
ぶっちゃけていうと、以下の2つの法則に該当する求人情報サイトかしら。


  1. 求人データベースを豊富にもつ“大手”が運営している
  2. 登録後、機械的に求人情報を提供するのではなく、転職アドバイザーが各自の裁量で、その求職者に合った求人をしっかり調べてくれる

なるほど・・・!

あ、この2つの法則って、ナオコさんが僕に教えてくれた法則ですよね?
今なら、ナオコさんがこの法則を大切にしていた理由がすごく分かります!

ふふふ、ありがとう。

・・・でも、優太も知っている通り、この2つの法則を知らずに、適当に求人サイトを選んでしまっている人はすごく多いの。
たとえば「広告をたくさん見かけるから選んだ」とか「検索順位が高いから選んだ」、とか・・・。

だって・・・、普通はたくさん露出している求人サイトを選びますよ。
さっきの2つの法則が大事だなんてこと、普通の薬剤師さんは気付かないです。

転職活動の期間中は何かと忙しいし・・・。

そうね・・・。
そこが転職業界の“闇”でもあるのよ。

でも、その“闇”から抜け出せることができるかどうかは、自分自身。
自分の人生だから、しっかり情報収集して、“何が正しいのか?”を判断しないとね。

やみくもに求人サイトに登録するのではなく、自分の個人情報を大切にして行動しなくちゃ。

なるほど・・・。

ということを踏まえると、私が言うのもなんだけど、私が今お手伝いしている「薬剤師求人プレミア」というサイトはオススメよ。
上記の2つの法則をクリアしてるから。

リクナビ薬剤師と提携しているだけあって、求人データベースの情報量がすごいですし、サイトには転職体験談もたくさん載っているので、自分と境遇の合った人を見つけやすくて、安心できますね。

そうよ。
そして、極めつけは転職アドバイザーのレベルね。
転職アドバイザーの憧れでもあるリクルートのすご腕のアドバイザーが、時間をかけて転職をサポートしてくれるので、とても安心よ。

もしかして、そのアドバイザーの中には、ナオコさんが尊敬するあの人もいるんですよね・・・?

ふふふ、そうよ。
詳しくは、今後話すわね。

薬剤師求人プレミア 伊集院ナオコが語る2つの法則をクリアした求人サイト

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Written by ソノン池田/illustrated by シルクハット上野