休みがとりやすく年収アップが期待できる!ドラッグストアで働く薬剤師の仕事内容や転職のポイント

こんにちは!
元薬剤師のキャリアアドバイザー、伊集院ナオコです。

薬剤師のあなたは「ドラッグストアで働きたい!」と思ったことはありますか?

ドラッグストア薬剤師

もしかすると、「興味はあるけれど、あまりいいイメージがない」という人がいるかもしれません。
実際に、私が薬剤師の人の転職相談を受けていると、以下のようなイメージをもっている人が多いです。


  1. レジ打ちや品出しなどの雑務が多そう
  2. 調剤業務ができなくなってしまう
  3. 休みを取りづらそう

実は、こうしたイメージのうち、1と2は職場の選び方を知っていれば回避できます。
具体的には、雑務はなるべくやりたくない、調剤業務を続けたい人は、調剤薬局を併設している店舗を選ぶことをオススメします。
また、3のお休みについては、大手チェーンはむしろ休みをとりやすい傾向があります。
(理由については、のちほど説明しますね)

このように、ドラッグストアに対する先入観は、転職先の選び方を知っておけばクリアすることができるんです。
さらに、ドラッグストアで働くと、以下のようなメリットもあります。


  1. 年収アップが期待できる
  2. OTC医薬品などの知識やスキルがアップする
  3. きちんと休みが取れる

大手ドラッグストアチェーンでは、平均年収が薬剤師全体の平均年収よりも100万円近く高いので、転職することで年収アップが期待できます。
また、OTC医薬品(一般用医薬品)などの知識が増えたり、休暇をしっかりとることができるんです。

さらに、日本では高齢化に伴う医療費アップを抑制するために、患者さん自身が症状を緩和する「セルフメディケーション」を進めていますよね。
セルフメディケーションでは、軽い病気や傷であれば、病院に行かずにOTC医薬品などを利用することが奨励されています。

セルフメディケーション

そんな患者さんがセルフメディケーションのために訪れる場所は、ドラッグストアです。
患者さんがOTC医薬品を正しく使用するためには、薬剤師の存在が必要不可欠なんですね。

そのため、今後ますますドラッグストアでの薬剤師の需要は高くなっていくと考えられます。

というわけで、今回はドラッグストアで働く薬剤師の仕事内容や転職のポイントについて紹介します。

それでは、まいります!

ドラッグストアで働くメリットは、年収アップやOTC医薬品の知識が増えること

先ほどお話ししたとおり、薬剤師がドラッグストアで働くメリットは以下の3つです。


  1. 年収アップが期待できる
  2. OTC医薬品などの知識が増える
  3. きちんと休みを取れる

【薬剤師がドラッグストアで働くメリット】
1.年収アップが期待できる

年収アップを期待

厚生労働省のデータによると、2015年時点で薬剤師の平均年収は約533万円。
一方で、大手ドラッグストアチェーンの平均年収は600万円を超えることが多く、給与水準が高い傾向があります。
そのため、ドラッグストアに転職すると、年収がアップする可能性が高いんです。

【薬剤師がドラッグストアで働くメリット】
2.OTC医薬品などの知識が増える

OTC薬品の知識が増える

ドラッグストアでは、調剤薬局では取り扱わないOTC医薬品をたくさん取り扱っていますよね。
そして、お客さんからの「このAとBの風邪薬の違いはなんですか?どっちが私の症状に効きますか?」などの質問に答える必要があります。

そのため、ドラッグストアの薬剤師は、さまざまなOTC医薬品の特徴や違いを学ぶ必要があるので、仕事を通じてOTC医薬品の知識が増えていくんです。

【薬剤師がドラッグストアで働くメリット】
3.きちんと休みを取れる

長期休暇がとれる

ドラッグストアは年中無休のお店が多いため、「休みが取りにくそう」と思っている人が多いです。
薬剤師はひとつの店舗に大勢いるわけではないので、休みづらいイメージがあるようですね。

しかし、大手のドラッグストアは「ヘルプ体制」を用意していることが多く、実は休みが取りやすいんです。
ヘルプ体制とは、店舗の薬剤師がお休みのときに別の薬剤師が代わりに働く体制のことで、ヘルプの薬剤師は日々さまざまな店舗で働いています。


ここまでお話ししてきたように、ドラッグストアはOTC医薬品の知識が増えてスキルアップできたり、休みがとりやすかったりと、さまざまなメリットがあるんです。

続いて、ドラッグストアに興味がわいた人のために、ドラッグストアの店舗の種類と、それぞれの店舗での薬剤師の働き方について説明します。

ドラッグストアには2種類あり、薬剤師の働き方が異なる

ドラッグストアの店舗は、大きく分けてふたつの種類があります。


1.調剤併設型ドラッグストア
調剤併設型ドラッグストアとは、店内に保険調剤を行える調剤薬局のスペースがある薬局のことです。
OTC医薬品の販売だけでなく、病院の処方せんに基づいた調剤業務も行っています。
2.OTC医薬品販売型ドラッグストア
OTC医薬品販売型ドラッグストアとは、OTC医薬品や衛生用品などを販売している店舗のことです。
こうした店舗で「第一類医薬品」とよばれる薬剤師からの情報提供の必要がある医薬品を扱うためには、1名以上の薬剤師を店舗に配置する義務があります。

ドラッグストアの種類

調剤併設型とOTC医薬品販売型の大きな違いは、処方せんにもとづいた“保険調剤を行うかどうか”です。
その違いが、仕事内容や勤務時間、年収などにも影響します。

ちなみに、それぞれ以下のような人が向いています。


1.調剤併設型ドラッグストアに向いている人
・ワークライフバランスを大事にしたい
・薬剤師のスキルを活かした調剤業務を続けていきたい
・品出しやレジなどの雑務はしたくない
・在宅医療に興味がある
2.OTC医薬品販売型ドラッグストアに向いている人
・高給与の職場で働きたい
・店舗運営や売上アップなどの経営に関わる仕事を担当したい
・品出しやレジ打ちなどの雑務は苦にならない

なぜ、このようなタイプ分けになるのでしょうか。
それぞれの仕事内容や勤務時間、年収について説明していきますね。

【調剤併設型とOTC医薬品販売型の違い】
1.業務内容

ドラッグストア薬剤師のおもな業務内容は、以下のとおりです。


  • OTC医薬品の相談や販売
  • 保険調剤や服薬指導
  • 品出しやレジ打ちなどの雑務

上記3つの業務ごとに、調剤併設型とOTC医薬品販売型で働く場合の共通点や違いを紹介します。

OTC医薬品の相談・販売は、ドラッグストア薬剤師共通の業務

OTC医薬品の販売

どんなドラッグストアに勤める場合でも共通するのは、OTC医薬品の相談や販売業務です。
たとえば、お客様からの以下のような相談にのります。

「私の症状に効くのは、AとBどっちですか?」
「持病の薬と、Aの薬は一緒に飲んでも大丈夫ですか?」
「Aの薬は、Cのサプリと併用して問題ないですか?」

このような質問に回答するには、OTC医薬品の有効成分などを熟知し、ほかの薬やサプリメントとの飲み合せを知っておく必要があります。

ですが、こうしたOTC医薬品やサプリメントの知識は、学生時代には勉強する機会が意外と少ないですよね。
そのため、取り扱っているOTC医薬品の知識を身につけるために、現場の経験を通じて覚えていく必要があります。

ちなみに、調剤併設型ドラッグストアで働く場合は、保険調剤の業務の比率が高いのでOTC医薬品の質問を受ける機会は少ないですが、知識は身につけておく必要があるでしょう。

保険調剤や服薬指導は、OTC医薬品販売型の店舗だけにある業務

保険調剤や服薬指導

先ほどお話ししたように、保険調剤や服薬指導は、調剤併設型ドラッグストアのみの仕事です。

ただ、調剤併設型のドラッグストアは、調剤薬局ほど処方せんが多くない可能性があります。
なぜなら、調剤薬局が病院の近くにあるのに対して、調剤併設型ドラッグストアは繁華街や住宅地の近くにあるため、必ずしも近くに病院があるとは限らないからです。
調剤業務をなるべく多く担当したい人は、転職する前に一日の平均的な処方せんの数などをあらかじめ確認しておくことをオススメします。

また、調剤併設型ドラッグストアは保険調剤ができる点を活かして、在宅医療に積極的な店舗が増えているんです。
在宅医療を行っている場合は、処方せんにもとづいて保険調剤を行い、患者さんの自宅や介護施設を訪問して、薬の管理や服薬指導などを行います。
なお、保険調剤をしていないOTC医薬品販売型ドラッグストアでは、在宅医療は行いません。

在宅医療については、以下の記事でくわしく紹介しましたので、チェックしてくださいね。

在宅薬剤師が注目されています

レジ打ちなどの雑務が多いのは、OTC医薬品販売型ドラッグストア

OTC医薬品販売型はレジ打ち多い

「ドラッグストアで働くと、品出しやレジ打ちなどの雑務が多そう」と考える人が多いと思います。
調剤併設型ドラッグストアの場合、薬剤師は保険調剤の業務が中心なので、こうした雑務を担当しないケースが多いです。
ただ、忙しい時間帯などは、薬剤師が雑務を担当することもあります。

一方、OTC医薬品販売型ドラッグストアでは調剤業務がないため、薬剤師はほかの従業員と同様に、品出しやレジ打ちなどの業務を行う必要があります。
そのため、調剤併設型薬局と比べると、薬剤師としての専門的な実務は少ないといえるでしょう。

【調剤併設型とOTC医薬品販売型の違い】
2.勤務時間

勤務時間

調剤併設型ドラッグストアで働く場合、保険調剤業務のみをする前提で、“保険調剤専門の薬剤師”として雇われることがあります。

その場合、土日祝日が休みだったり、9~19時で勤務時間が固定されていたりします。
ただ、業務が限定されている分、年収が低めに設定されていることが多いので注意が必要です。

一方、OTC医薬品販売型ドラッグストアでは、勤務はシフト制なので勤務時間や休日は不定期になります。
たとえば、早番なら8~17時、遅番なら13~22時といった勤務スタイルになるんです。
そのため、生活リズムが不規則になったり、家族や友人と休みがを合わせづらくなったりします。

【調剤併設型とOTC医薬品販売型の違い】
3.年収

OTCのほうが年収高い

冒頭でお話ししましたが、ドラッグストアは年収水準が高めです。
さらに、店長などの管理職へのキャリアプランが組まれている企業が多く、経営に参画できるチャンスがあります。
店長になれば、管理している店舗の販売戦略や商品配置、仕入れ管理などで裁量を発揮し、あなたの力量が店舗の売上げを左右することになるんです。
管理職として成果をあげれば、企業によっては年収1,000万円を超えることもあります。

この傾向は、とくにOTC医薬品販売型ドラッグストアで顕著ですが、調剤併設型ドラッグストアでも、“保険調剤専門”の薬剤師でなければ経営業務に携わるチャンスがあります。

ドラッグストアのタイプをチェック

ここまでお話ししてきたように、調剤併設型ドラッグストアとOTC医薬品販売ドラッグストアでは、薬剤師の働き方にさまざまな違いがあります。
あなたが希望する働き方に近いのはどちらか、慎重に見極めましょう。

薬剤師求人プレミアでは、どちらの求人も検索していますので、興味のあるかたはチェックしてくださいね。

最後に、ドラッグストアへ転職するときのポイントについてお話しします!

薬剤師がドラッグストアに転職するときのチェックポイント3つ

チェックポイント

ドラッグストアに転職するときのチェックポイントは、以下の3つです。


  1. 店舗異動の頻度や範囲
  2. 調剤併設型、OTC医薬品販売型の店舗比率
  3. 勤務する店舗の業務比率や、売上ノルマの有無など

それぞれについて、お話ししますね。

【ドラッグストアに転職するときのポイント】
1.店舗異動の頻度や範囲

店舗異動の頻度や範囲

ドラッグストアは、全国にチェーン展開している企業が多いため、店舗異動が頻繁に起きる可能性があります。
そのため、転職の候補となる企業の異動の頻度や、範囲を確認しておくといいでしょう。
引っ越しを伴う異動を避けたい場合は、エリア毎に採用をしている企業を選ぶことをオススメします。

【ドラッグストアに転職するときのポイント】
2.調剤併設型、OTC医薬品販売型の店舗比率

多くのドラッグストアチェーンは、調剤併設型とOTC医薬品販売型のどちらの店舗も運営しています。
そして、先ほどお話ししたように、異動の可能性がありますよね。

そのため、たとえばあなたが調剤併設型ドラッグストアで働いていたとしても、異動などでOTC医薬品販売型の店舗で働くことも・・・。
つまり、希望するタイプの店舗で働き続けられない可能性があるんです。

しかし、調剤併設型とOTC医薬品販売型の店舗の比率をあらかじめ確認し、希望するタイプの店舗が多い企業を選べば、あなたの希望に合う職場で働ける可能性は上がります。

たとえば、平成25年薬剤師需給動向の予測に関する研究によると、スギ薬局は調剤併設型店舗が全体の70%以上ですが、サンドラッグは3%以下です。
このように、店舗の比率は企業によってかなり違いがあるんですね。

【ドラッグストア転職のチェックポイント】
3.勤務する店舗の業務比率や、売上ノルマの有無など

あなたが希望する店舗のタイプを選んだとしても、実際の業務内容はそれぞれの店舗によって違います。
とくに、調剤併設型を希望する場合は、以下のポイントをきちんと確認しておくことをオススメします!


  • 調剤業務はどのくらいの頻度で発生するか
  • 在宅医療にどう取り組んでいるか
  • どのくらいの雑務を担当するか

また、OTC医薬品販売型ドラッグストアでは、薬剤師にOTC医薬品の売上ノルマを課すことがあります。
薬剤師の人はセールスをすることに慣れていないため、ストレスを感じる場合がありますので、ノルマの有無についても確認しておきましょう。


ここまでお話ししてきたように、薬剤師がドラッグストアへの転職を成功させるには、勤務する店舗の内情をきちんと確認しておくことが必要なんです。

ただ、こういった情報は求人サイトや求人票だけではわかりませんし、面接などでは聞きにくいですよね。
そんなときは、薬剤師専門の紹介会社に登録し、キャリアコンサルタントに代わりに確認してもらうことをオススメします!

薬剤師専門のコンサルタントに相談

あなたの転職活動を成功させるために、ぜひ、薬剤師求人プレミアなどの紹介会社に相談してみてくださいね。


いかがでしたか?

ドラッグストアは年収水準が高く、キャリアアップすれば年収を大幅にアップさせることも可能です。
もし、ドラッグストアへの転職を考えている人は、自分の希望に合う店舗をきちんとリサーチして活動してくださいね。

※本コンテンツはフィクションであり、実在の人物・団体との関係はございません。
※本ノベル内で取り上げているノウハウに関しましては、実際のキャリアアドバイザーからのヒアリング及び、様々な文献を参考にして構成させていただいております。


伊集院ナオコのぶっちゃけ話

・・・ところで、ナオコさん。
うちの転職相談所に来る人たちって、みんないろいろな求人サイトに登録しているんですが、結局、ナオコさんがオススメする求人サイトってどこなんですか?

う~ん、そうね・・・。
ぶっちゃけていうと、以下の2つの法則に該当する求人情報サイトかしら。


  1. 求人データベースを豊富にもつ“大手”が運営している
  2. 登録後、機械的に求人情報を提供するのではなく、転職アドバイザーが各自の裁量で、その求職者に合った求人をしっかり調べてくれる

なるほど・・・!

あ、この2つの法則って、ナオコさんが僕に教えてくれた法則ですよね?
今なら、ナオコさんがこの法則を大切にしていた理由がすごく分かります!

ふふふ、ありがとう。

・・・でも、優太も知っている通り、この2つの法則を知らずに、適当に求人サイトを選んでしまっている人はすごく多いの。
たとえば「広告をたくさん見かけるから選んだ」とか「検索順位が高いから選んだ」、とか・・・。

だって・・・、普通はたくさん露出している求人サイトを選びますよ。
さっきの2つの法則が大事だなんてこと、普通の薬剤師さんは気付かないです。

転職活動の期間中は何かと忙しいし・・・。

そうね・・・。
そこが転職業界の“闇”でもあるのよ。

でも、その“闇”から抜け出せることができるかどうかは、自分自身。
自分の人生だから、しっかり情報収集して、“何が正しいのか?”を判断しないとね。

やみくもに求人サイトに登録するのではなく、自分の個人情報を大切にして行動しなくちゃ。

なるほど・・・。

ということを踏まえると、私が言うのもなんだけど、私が今お手伝いしている「薬剤師求人プレミア」というサイトはオススメよ。
上記の2つの法則をクリアしてるから。

リクナビ薬剤師と提携しているだけあって、求人データベースの情報量がすごいですし、サイトには転職体験談もたくさん載っているので、自分と境遇の合った人を見つけやすくて、安心できますね。

そうよ。
そして、極めつけは転職アドバイザーのレベルね。
転職アドバイザーの憧れでもあるリクルートのすご腕のアドバイザーが、時間をかけて転職をサポートしてくれるので、とても安心よ。

もしかして、そのアドバイザーの中には、ナオコさんが尊敬するあの人もいるんですよね・・・?

ふふふ、そうよ。
詳しくは、今後話すわね。

薬剤師求人プレミア 伊集院ナオコが語る2つの法則をクリアした求人サイト

トップへ


Written by ソノン池田/illustrated by シルクハット上野