かかりつけ薬剤師は薬剤師全体の約40%!かかりつけ薬剤師になる方法や仕事内容について

こんにちは!
元薬剤師のキャリアアドバイザー、伊集院ナオコです。

突然ですが、薬剤師のあなたは「かかりつけ薬剤師」について、どのくらい知っていますか?
始まったばかりの制度なので、詳細はわからないという人も多いかもしれませんね。

「かかりつけ薬剤師」とは、担当の患者さんをもち、薬の服用・管理だけでなく、体調や食事の管理などの健康相談にものることができる薬剤師のことです。
この制度は、2016年4月から本格的にスタートしました。

「かかりつけ薬剤師」は、自分が担当する患者さんが処方される処方箋すべてに対応します。
そのため、薬の重複や残薬チェックを行うことができるようになり、薬の飲み残しが減ります。
それにより医療費の削減ができることに期待が寄せられている
んです。

医療費削減

こうした背景があり、2025年までには、すべての薬局が「かかりつけ薬局」に再編される予定です。
さらに2035年までには、薬局の大部分を占める「門前薬局」は、病院の近くではなく、地域住民が通いやすい場所へと移転する見込みです。
(門前薬局とは、病院に隣接した立地にあり、その病院の処方箋ばかりを対応している薬局のことを指します)

つまり、現在薬局に勤めている薬剤師は、近い将来に勤務先が「かかりつけ薬局」となり、自分自身が「かかりつけ薬剤師」への転換を求められるんです・・・!

そう聞くと、「かかりつけ薬剤師になると、普段の仕事はどう変わるのかな・・・」と気になりますよね。

「かかりつけ薬剤師」になると、患者さんの処方箋を一元管理したり、医師などの医療従事者に対して薬学の専門的なアドバイスをします。
そのため、薬剤師としての専門性を存分に活かし、幅広い調剤の知識を身につけることができます。
このように、「かかりつけ薬剤師」として働くことは、薬剤師にも色々なメリットがあるんですね。

ただ、「かかりつけ薬剤師」になるのは少しハードルが高く、下記のような条件を満たす必要があります。


  • 薬剤師として、薬局での勤務経験が3年以上あること。
    かつ、ひとつの薬局に週32時間以上勤務していて、その薬局に半年以上在籍していること
  • 認定薬剤師の資格を取得していること(3年ごとに更新が必要)
  • 地域の医療イベントなどに参加していること

かかりつけ薬剤師になる条件

というわけで、今回の記事では「かかりつけ薬局」を取り巻く状況や、「かかりつけ薬剤師」として働くための条件やメリットなどをお話しします。

それでは、まいります!

かかりつけ薬局が推進される背景は、高齢化に伴う在宅医療の広がりだった

高齢化社会がかかりつけ薬局推進の理由

「かかりつけ薬局」が推進されている背景には、日本の急速な高齢化があります。
2025年には日本の全人口の18.1%を75歳以上が占めるようになり、認知症の高齢者は700万人にも上るといわれています。
さらに、2035年には認知症高齢者は800~900万人になると予想されます。

そこで課題となるのが、下記3点です。


  1. 病院の病床数の不足
  2. 医療現場の人手不足
  3. 国が負担する医療費が増加し、財源を圧迫する

上記の課題を解消するために、厚生労働省は高齢者患者を自宅で療養させる方向で施策を進めています。
具体的には、地域の医師や訪問看護の看護師、「かかりつけ薬局」の薬剤師が協力して、患者が自宅で医療を受けられるような環境づくりを進めているんです。
つまり、今後、薬局は地域社会との連携が重要になってくるんですね。

その流れをうけて、病院の近くにある門前薬局を、患者さんの自宅近くにある「かかりつけ薬局」へと転換していこうとしています。

では、「かかりつけ薬局」で働く「かかりつけ薬剤師」は、どんな役割を果たしていくのでしょうか。
次から説明していきますね。

2016年4月の診療報酬の改定から、かかりつけ薬剤師の仕事を知ろう

冒頭でお話ししたように、「かかりつけ薬局」と「かかりつけ薬剤師」は、2016年4月の診療報酬改定を期に、本格的にスタートしました。

この診療報酬改定では、「かかりつけ薬剤師指導料」「かかりつけ薬剤師包括管理料」のふたつの算定項目が追加されたんです。

診療報酬改定

新たに算定項目が追加されるということは、その分薬剤師の業務が増えるということです。
つまり、このふたつの算定項目を読み解いていくと、「かかりつけ薬剤師」の役割と、求められる能力がわかってくるんですね。

というわけで、まずは追加されたふたつの算定項目について解説していきます。

【診療報酬改定で追加された算定項目 その1】
かかりつけ薬剤師指導料

かかりつけ薬剤師指導料とは、「かかりつけ薬剤師」が患者さんに対して薬剤師指導を行なったときの報酬のことで、1回の調剤ごとに70点が加算されます。
保険診療の場合は、1点が10円にあたるので700円ということになります。

今までも患者さんは「薬剤服用歴管理料」として調剤のたびに380円もしくは500円を支払っていたため、増額分は200~320円です。
この金額は保険適用前の金額ですから、実際の患者さんの負担は1~3割なので、実質の増加金額は20~100円ほどです。

ちなみに、患者さんの「かかりつけ薬剤師」になれるのは、ひとりだけなので、責任の重みを感じますよね。

そして、「かかりつけ薬剤師」が患者さんに行う「薬剤師指導」は、以下の5つがあります。


  1. 患者さんの服薬の管理や指導
  2. 患者さんが受診するすべての保険医療機関、服用薬等の情報を把握
  3. 患者さんからの相談に24時間応じられる体制をとる
  4. 調剤後は、患者さんの服薬状況、指導等の内容を処方医に情報提供をおこない、必要に応じて処方を提案する
  5. 必要に応じて患者さん宅を訪問して服用薬の整理等を実施

それぞれについて、ひとつずつ解説していきますね。

【かかりつけ薬剤師の指導 その1】
患者さんの服薬の管理や指導

服薬管理・指導

患者さんの服薬の管理や指導に対する報酬である「薬剤服用歴管理指導料」は、今までの算定項目にもありました。
つまり、仕事内容としては大きく変わりません。

ただ、2016年4月の診療報酬改定では、加算点数が変わりました。
これまでは、処方箋を1回受け付けるごとに一律で41点だったところが、過去6ヶ月以内に来局している患者さんが“お薬手帳”を持参した場合は38点になりました。
また、患者さんがお薬手帳を忘れてしまったり、初来局だったりする場合や総合病院などに隣接している大型門前薬局は50点になりました。

つまり、患者さんにとっては、地域の薬局に通い続けると支払金額が安くなるように変更されたんです。

【かかりつけ薬剤師の指導 その2】
患者さんが受診するすべての保険医療機関、服用薬等の情報を把握

あなたが「かかりつけ薬剤師」として指名された時は、患者さんの“お薬手帳”に、あなたの名前と勤務先を記載し、自分の直近の勤務表を渡します。
そして、患者さんが来局するときにはお薬手帳を必ず持参してもらい、複数冊を所持している場合は1冊に集約して、服薬情報を一元管理できるように整理していくんです。

お薬手帳

また、「かかりつけ薬剤師」は患者さんが服用しているすべての薬を把握する必要があるので、普段から飲んでいるサプリメントやOTC医薬品についてもヒアリングを行います。

【かかりつけ薬剤師の指導 その3】
患者さんから24時間相談に応じる体制を取る

電話の相談に乗る

「かかりつけ薬剤師」は、24時間体制で患者さんからの薬の相談にのる必要があります。
そのため、「かかりつけ薬剤師」として指名されたら、いつでも連絡がとれる連絡先を患者さんに渡す必要があります。
この電話番号は、薬局がオンコール専用(受信専用)番号として用意することが多いようですが、会社規定により違いますので、事前に勤務先と確認しておきましょう。
夜間対応は、「かかりつけ薬剤師」以外の薬剤師が対応することも認められているので、オンコールは当番制で運営している薬局が多いようです。
そのため、オンコール対応を少なくしたい場合は、薬剤師の人数が多い薬局で働くと当番が少なくなる傾向があります。

【かかりつけ薬剤師の指導 その4】
調剤後は、患者さんの服薬状況、指導等の内容を処方医に情報提供し、必要に応じて処方提案する

来局するたびに、ヒアリングする

これまでの薬剤師の仕事は、医師の処方箋どおりに調剤した薬を患者さんへ渡した時点で終わりでした。
しかし、「かかりつけ薬剤師」は、調剤後の患者さんの服薬状況についても管理していきます。
そのため、患者さんが来局する度に前回処方した薬の飲み忘れがないかや、体調の変化などについてヒアリングをしていくんです。
そして、必要に応じて服薬状況を処方医へフィードバックし、処方提案も行なうこともあります。

【かかりつけ薬剤師の指導 その5】
必要に応じて患者さん宅を訪問して、服用薬の整理を実施

高齢の患者さんは服用薬の数や種類が多い傾向があり、管理しきれずに飲み忘れてしまうことがあります。
「かかりつけ薬剤師」は、ヒアリングなどを通じて患者さんの様子を確認し、必要があれば患者さん宅を訪問して、服用薬の整理を行います。
具体的には、薬を服用するタイミングを書いたお薬カレンダーを作ってあげたり、一度に飲む分の薬を小分けにしてまとめたりします。

このように、「かかりつけ薬剤師」は「在宅薬剤師」の役割も兼ねています。
在宅薬剤師のお仕事については、以下の記事で詳しく紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

在宅薬剤師の役割

ここまでの説明が、新しく追加された算定項目の「かかりつけ薬剤師指導料」についてです。
続いて、新しく追加された算定項目のふたつめである「かかりつけ薬剤師包括管理料」についてお話しします。

【診療報酬改定で追加された算定項目 その2】
かかりつけ薬剤師包括管理料

「かかりつけ薬剤師包括管理料」とは、医師と薬剤師がしっかりと連携して薬物療法を行う必要がある特定の患者さんが対象となる算定項目です。
一回の調剤につき270点が加算されます。

算定項目の対象となるのは、以下のような患者さんです。


  1. 高血圧症・糖尿病・高脂血症・認知症のうち、いずれか2つ以上の病気にかかっている
  2. 高血圧症・糖尿病・高脂血症以外の病気と、認知症にかかっている

こうした患者さんが来局したときは、「かかりつけ薬剤師」は調剤の度に、患者さんの服薬状況や指導内容を処方医へフィードバックすることになっています。
というのも、この算定項目は本来は病院内の処方を原則としており、医師が服薬も含めた患者さんの管理をすることが義務づけられているからです。
そして、院内処方が無理な場合に限って、「かかりつけ薬局」で対応できることになっているため、医師との密な連携が必要になるんです。

医師と薬剤師が連携


これまで、新たに追加された算定項目と、「かかりつけ薬剤師」の業務についてお話ししてきました。
まとめると、「かかりつけ薬剤師」が果たすべき役割とはなんでしょうか。

かかりつけ薬剤師の役割は3つ

「かかりつけ薬剤師」が果たす役割をまとめると、以下の3つです。


1.患者さんの服薬情報のすべてを管理し、薬の飲み方を指導
「かかりつけ薬剤師」の最も大切な役割は、患者さんの服薬歴を一元管理し続けて、重複投与や飲み合わせの副作用などの防止や、患者さんへの丁寧な服薬指導を行うことです。
また、服薬情報の管理で重要な役割を果たす“お薬手帳”の活用を促す啓蒙活動も一緒に行います。
2.医師をはじめとした医療機関との密な連携
地域の医療チームとの連携は、「かかりつけ薬剤師」にとって重要です。
医師に対して、患者さんの服薬状況などの情報提供や処方提案を行うことはもちろん、患者さんから健康相談を受けた場合、必要に応じて適切な医療機関への受診を勧めることもあります。
3.24時間対応・在宅対応
地域住民からの、薬に関する相談にいつでも対応することも、「かかりつけ薬剤師」の役割です。
そのため、夜間や休日などでも薬に関してのあらゆる相談を受け付けられる体制をとる必要があるんです。
また、在宅療養中の患者の症状が悪化したときは、夜間であっても緊急に調剤を行ない訪問することもまれにあります。
「かかりつけ薬剤師」には、薬に関するあらゆるサポートをいつでも提供できる存在として期待が寄せられているんですね。

かかりつけ薬剤師の役割

「かかりつけ薬剤師」には、このような3つの役割があります。

では、「かかりつけ薬剤師」として働くには、どんな資格や条件を満たす必要があるのでしょうか。
次から、詳しく説明していきますね。

かかりつけ薬剤師に求められる条件は、ややハードルが高い

薬剤師だからといって、誰もが「かかりつけ薬剤師」になれるわけではありません!
現在、「かかりつけ薬剤師」は薬剤師全体の39.2%ほどです。(※2016年5月時点)

さっそく、「かかりつけ薬剤師」になるための条件について説明していきますね。

かかりつけ薬剤師になるための要件は3つ

冒頭でも説明しましたが、「かかりつけ薬剤師」になるには以下の3つの要件をクリアし、厚生労働省の支局である“地方厚生局”に届け出る必要があります。


  • 薬剤師として、薬局での勤務経験が3年以上あること。
    かつ、ひとつの薬局に週32時間以上勤務していて、その薬局に半年以上在籍していること
  • 認定薬剤師の資格を取得している
  • 地域の医療イベントへの参加経験

それぞれについて、詳しく説明していきますね。

【かかりつけ薬剤師になる条件】
1.3年以上の薬局での勤務経験、週32時間以上勤務、半年以上在籍

薬局での実務経験

薬局での勤務経験が3年以上必要なのは、「かかりつけ薬剤師」は担当する患者さんのすべての服用薬情報を扱うため、薬局勤務に慣れている必要があるからです。
ただ、当面は病院薬剤師の経験も、1年を上限として薬局勤務経験としてカウントすることができます。

次に、同じ薬局で勤務する時間が週に32時間以上である必要があります。
というのも、「かかりつけ薬剤師」は患者さんがいつでも頼れる存在であることが大切だからです。
せっかく、「かかりつけ薬剤師」に指名したのに、薬剤師の不在が多いと患者さんが困るので、1日8時間勤務として週4日以上は薬局に勤務していることが条件になっています。

最後に、「かかりつけ薬剤師」として働こうとしている薬局での在籍期間が半年以上必要です。
なぜなら、地域医療の事情などに精通したり、患者さんと顔なじみになったりするには、半年以上はかかると想定されているからです。

ちなみに、薬局での勤務時間と在籍期間については、直近に産休や育児などを取得している場合に限り、連続ではなく通算でカウントすることができます。

【かかりつけ薬剤師になる条件】
2.認定薬剤師の資格を取得している

「かかりつけ薬剤師」になるには、「認定薬剤師」の資格を取得する必要があります。
認定薬剤師とは、集合研修や自己研修によって決められた単位を取得することで、“自己研鑽(じこけんさん)を継続している薬剤師”と認められている薬剤師のことです。

認定薬剤師の勉強をする薬剤師

新規で認定薬剤師の申請をする場合は、一般的に40単位以上の研修を受講する必要があります。
研修の種類は、eラーニングなどの自宅で行なえるものから、学会への参まで様々で、1単位を取得するためには平均1.5~2時間ほどの時間が必要なんです。

そして、講義によって必要な費用は無料で受けられたり、1単位あたり2,000円程度かかったりします。
学会に参加する場合は、取得できる単位数や参加費も異なります。

こうした研修は、薬剤師認定制度認定機構が認めている教育機関などが主催しています。
下記ページに団体や教育機関が記載されていますので、詳しく知りたい方は確認してみてくださいね。

ちなみに、薬局によっては研修費用を負担してくれる場合ありますので、勤務先で負担してもらえるかを確認してみましょう。

また、認定薬剤師は1度取得しても3年ごとに認定更新があり、その3年間のうちに30単位以上分の研修を受講しておく必要があるので、資格を取得した後も学び続ける必要があります。

【かかりつけ薬剤師になる条件】
3.地域の医療イベントへの参加経験

「かかりつけ薬剤師」は地域の医療関係イベントなどに参加して、普段から地域住民とのつながりを作っておく必要があります。
具体的には、自治体の健康相談イベントで地域住民からの服薬相談に乗ったり、学校で医薬品の講演をしたりします。
このような活動をすることで、地域住民の健康状態や年齢層などを知ることができ、顔なじみになれるので信頼を得ることができます。

こうした活動は思い立ったからすぐ参加することは難しく、薬局側から自治体に呼びかけて実現すことが多いので、ややハードルが高い条件です。

ただ、薬剤師が「かかりつけ薬剤師」になることは、勤務先の薬局にもメリットがあるので、薬局側もこうした地域との連携を深めていく動きを始めています。
もし、あなたの勤務先が地域イベントを主催する場合は積極的に参加して、経験を積んでおきましょう。

以上のように、ややハードルの高い条件をクリアすると、晴れて「かかりつけ薬剤師」になることができます。

そして、「かかりつけ薬剤師」として働く際は、下記の素養や知識が重要になります。


1.患者さんの生活を支える専門家としての自覚
「かかりつけ薬剤師」として患者さんから信頼され、頼られている立場であることを自覚して、患者さんの生活を支えている専門職として仕事にのぞみましょう。
医療チームの一員として、24時間対応や在宅対応なども行なっていきます。
2.幅広い調剤の知識
あらゆる医療機関の処方箋に対応するため、どのような処方箋にも対応できる幅広い調剤の知識が必要です。
3.患者さんのニーズを理解するコミュニケーション能力
患者さんに対する服薬指導や健康相談、在宅医療などを行なうため、患者さんとのコミュニケーションの機会がこれまでよりもグッと増えます。
そのため、患者さんが相談しやすい話し方や、話しにくいことを聞き出してあげる質問の方法など、高いコミュニケーション能力が求められます。
下記の記事では、初対面のときの会話術について紹介していますので、興味のある方はチェックしてみてくださいね。


これまでの説明を聞いて、「かかりつけ薬剤師になると大変なことばかり増えそう・・・」と心配になった方もいるかもしれません。

そこで、最後に「かかりつけ薬剤師」として働くことによるメリットについてお話しします。

かかりつけ薬剤師として働くメリットは専門性を発揮できること

かかりつけ薬剤師のメリット

「かかりつけ薬剤師」として働くメリットは、以下の3つが挙げられます。


1.薬剤師としての専門性を存分に活かせる
薬のプロフェッショナルとして医師に処方提案をするなど、専門性を活かした働き方ができるため、薬剤師としてのやりがいや誇りを持って仕事に取り組めます。
2.調剤スキルがアップする
担当する患者さんが受診している病院による、幅広い分野の処方箋の調剤を行うため、調剤のスキルが向上します。
また、認定薬剤師資格を維持するために学び続ける必要があるので、薬剤師としての知見を深めたり、最新の情報を入手できたりするんです。
3.やりがいを感じられる場面が増える
地域の人とコミュニケーションをとる機会が増えるため、健康相談をされるなどの薬剤師として認められていると実感する場面が増えます。
かかりつけ薬剤師になると、患者さんは「かかりつけ薬剤師指導料」という名目で“指名料”を負担することになります。
それによって、「かかりつけ薬剤師に選んでくれた患者さんのために頑張りたい」という使命感をおぼえます。

このように、「かかりつけ薬剤師」として働くと、学びの機会が広がり、やりがいを感じる場面が増えます。
今後のニーズの高まりから、「かかりつけ薬剤師」になることでお給料があがる効果もあるかもしれません。
実際に、薬局によっては「かかりつけ薬剤師」に選ばれると、インセンティブを支給することもあります。

かかりつけ薬剤師に指名されるとインセンティブがもらえることも


いかがでしたか?

まだ始まったばかりの制度なので、一般の人の6割は「かかりつけ薬局」を指定しておらず、4割りが「かかりつけ薬剤師」に関する知識がない状態です。
※日本調剤調べ

しかし、厚生労働省は2018年度から「かかりつけ薬局」の周知に費用をかけていく予定なので、今後「かかりつけ薬剤師」のニーズはますます高まるでしょう。

この機会に、あなたも「かかりつけ薬剤師」になるための準備を進めてみてはいかがでしょうか。

※本コンテンツはフィクションであり、実在の人物・団体との関係はございません。
※本ノベル内で取り上げているノウハウに関しましては、実際のキャリアアドバイザーからのヒアリング及び、様々な文献を参考にして構成させていただいております。


伊集院ナオコのぶっちゃけ話

・・・ところで、ナオコさん。
うちの転職相談所に来る人たちって、みんないろいろな求人サイトに登録しているんですが、結局、ナオコさんがオススメする求人サイトってどこなんですか?

う~ん、そうね・・・。
ぶっちゃけていうと、以下の2つの法則に該当する求人情報サイトかしら。


  1. 求人データベースを豊富にもつ“大手”が運営している
  2. 登録後、機械的に求人情報を提供するのではなく、転職アドバイザーが各自の裁量で、その求職者に合った求人をしっかり調べてくれる

なるほど・・・!

あ、この2つの法則って、ナオコさんが僕に教えてくれた法則ですよね?
今なら、ナオコさんがこの法則を大切にしていた理由がすごく分かります!

ふふふ、ありがとう。

・・・でも、優太も知っている通り、この2つの法則を知らずに、適当に求人サイトを選んでしまっている人はすごく多いの。
たとえば「広告をたくさん見かけるから選んだ」とか「検索順位が高いから選んだ」、とか・・・。

だって・・・、普通はたくさん露出している求人サイトを選びますよ。
さっきの2つの法則が大事だなんてこと、普通の薬剤師さんは気付かないです。

転職活動の期間中は何かと忙しいし・・・。

そうね・・・。
そこが転職業界の“闇”でもあるのよ。

でも、その“闇”から抜け出せることができるかどうかは、自分自身。
自分の人生だから、しっかり情報収集して、“何が正しいのか?”を判断しないとね。

やみくもに求人サイトに登録するのではなく、自分の個人情報を大切にして行動しなくちゃ。

なるほど・・・。

ということを踏まえると、私が言うのもなんだけど、私が今お手伝いしている「薬剤師求人プレミア」というサイトはオススメよ。
上記の2つの法則をクリアしてるから。

リクナビ薬剤師と提携しているだけあって、求人データベースの情報量がすごいですし、サイトには転職体験談もたくさん載っているので、自分と境遇の合った人を見つけやすくて、安心できますね。

そうよ。
そして、極めつけは転職アドバイザーのレベルね。
転職アドバイザーの憧れでもあるリクルートのすご腕のアドバイザーが、時間をかけて転職をサポートしてくれるので、とても安心よ。

もしかして、そのアドバイザーの中には、ナオコさんが尊敬するあの人もいるんですよね・・・?

ふふふ、そうよ。
詳しくは、今後話すわね。

薬剤師求人プレミア 伊集院ナオコが語る2つの法則をクリアした求人サイト

トップへ


Written by ソノン池田/illustrated by シルクハット上野