風邪の悪化を食べ物で防ごう!症状別薬膳レシピ 5選

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はちみつ大根がすごい!薬膳レシピで風邪を撃退!

12月に入り、冬の厳しい寒さが、感じられるようになってきました。
こんにちは、漢方薬剤師の藤本マキです!

この時期は、空気が乾燥するため、風邪などのウイルスが飛散しやすくなる季節。
みなさん、風邪などひかれていませんか?

特にこの時期の風邪は、一度ひいてしまうと長引きやすいので大変。

さて、そんな風邪ですが、実は東洋医学では大きく二つのタイプに分かれるって知ってました?
その二つとは、のどの痛みや熱っぽさが特徴の「風熱タイプ」と、ゾクゾクとした寒気が特徴の「風寒タイプ」です。

そして、このタイプの違いを知っておけば、ひき始めの対処法も変わってくるんです。
たとえば、風邪対策につながる薬膳料理のレシピも変わってくるんですね。

というわけで、今回は、風邪のタイプを見分ける方法と、風邪をひいた時に知っておきたい、とっても簡単で美味しいタイプ別薬膳レシピをご紹介します!

風邪をひき始めた時は、「風邪のタイプ」を見極めよう!

「あっ、風邪ひいたかも・・・」と思ったら、まず最初にすべきことは、「風邪のタイプ」の見極めです。
あなたの風邪は「風熱タイプ」「風寒タイプ」か?
この見極めをおこなわないと、間違った対処をしてしまい、風邪が悪化してしまうことがあります。

風邪のタイプさえ見極められれば、風邪の初期に適切な食事などが分かりますので、風邪の悪化を防ぐことができます。

風邪とマスク

それでは、それぞれのタイプの見極め方をお教えします!

「風熱タイプ」は、のどの痛みや熱っぽさが特徴!

風熱タイプは以下のようなタイプです。

  1. のどの痛みやセキの症状がある
  2. 熱っぽく、のどが乾く
  3. 寒気はほとんどない

これらの症状が出るのは、風邪のウイルスが口から入り、のどに付着したときです。

そのため、風熱タイプのときは、のどを潤し、乾燥させないようにすることが大切!
なぜなら、のどの粘膜が乾いているほど、ウイルスがのどに付着しやすいからです。

「風熱タイプ」のひき始めに効く薬膳はフルーツ!

フルーツ

のどを潤すためには、みかんなどの柑橘系、りんごやキウイ、柿などのフルーツを食べましょう。
フルーツはのどに潤いをあたえ、粘膜の抵抗力をアップさせてくれます。

ビタミンCも豊富なので、免疫力をアップする効果も期待できます。
薬膳料理をつくる際の薬膳としてオススメです。

ちなみに、捨ててしまいがちな、レモンやみかんの「皮」も、薬膳料理に使えます(ただし、無農薬のもの)。
レモンやみかんの皮にもビタミンCが豊富に含まれていますので、これらを刻んで、お湯を注いで飲むだけでも栄養満点なんですよ。

特にみかんの皮は、「生薬(陳皮:ちんぴ)」としても使われていて、胃腸の調子を整えたり、セキを止めたり、たんを切る効果などがあります。

もし、無農薬のみかんが手に入ったときは、皮を保存しておきましょう。
みかんの皮をよく洗い、風通しの良い所で、カラカラになるまで天日干しするだけです。

また、体が熱っぽい(寒気はない)ときには、熱を逃したり、水分を補給できるような薬膳食材、大根、白菜、トマト、きゅうり、セロリ、セリなどを摂るのもオススメです。

「風熱タイプ」の初期症状にはうがいも効果的!

「風熱タイプ」の初期症状には、「緑茶」でうがいをしたり、「緑茶入りのアメ」をなめるのがオススメです。
緑茶には「茶カテキン」というポリフェノールの一種が含まれていて、この成分が、ウイルスの増殖を抑えてくれるからなんです。

参考:【保存版】薬剤師が教える!風邪を治すなら知っておきたい風邪薬、ふたつの真実!

「風寒タイプ」は、ゾクゾクとした寒気が特徴!

続けて、風寒タイプの特徴です。

  1. 透明な鼻水やくしゃみが出る
  2. ゾクゾクとした寒気がする

風邪のウイルスが鼻から入ると、まず、ウイルスは鼻の粘膜に付着します。

このときに、くしゃみや鼻水が出てくるのですが、これは、体を守っている免疫細胞が働き、風邪のウイルスを外に追い出そうとしているからなんです。

くしゃみや鼻水

「風寒タイプ」の初期症状が出ている場合は、とにかく体を温めることが大切です。
体を温めると、体を守ってくれている免疫細胞の働きが活発になって、ウイルスを退治してくれます。

「風寒タイプ」のひき始めに効く薬膳は、体を温めてくれる薬膳食材!

風寒タイプの風邪のときに食べたいのが、体を温めてくれる薬膳食材です。

具体的には、生姜、ネギ、くず、青じそ、ニンニク、鶏肉、黒糖、米、ニラ、カブ、かぼちゃなどがあります。

特に生姜やネギは、体を温める効果があるだけでなく、抗ウイルス作用もありますので、日頃から積極的に摂りたい食材なんです。

本格的な風邪をひいてしまったら、免疫力を上げる食事をして、休養を!

ひき始めの風邪が悪化したものを「本格的な風邪」と呼ぶことにします。
この本格的な風邪は、熱があったり、頭痛、タンが絡むようなセキの症状などがある場合です。

このような場合には、先ほど紹介した、タイプ別薬膳食材以外に、以下の食材も摂取するように心がけて下さい。

消化が良い食べ物

お米(お粥)、うどん、そうめん、豆腐、高野豆腐、じゃがいも、長芋、ささみ、卵、りんご、バナナなど

うどん

風邪をひいているときは、体を守っている免疫細胞が、体温を上げてウイルスを退治しようとします。
体温が上がると、エネルギーの消費量が増えますから、その結果、体力がかなり落ちてしまうんです。

だから、本格的な風邪をひいた時は、すぐにエネルギーを摂取できる「消化が良い食材」を摂るといいんです!

免疫力をアップする食べ物

ニンニク、生姜、かぼちゃ、れんこん、ブロッコリー、じゃがいも、人参、かぶ、柿、梅干し、バナナ、イチゴなど

ニンニクと生姜

そもそも、風邪をひくということは、体の免疫力が弱っている状態だともいえます。

私たちの体は、ストレスが溜まったり、偏った食生活をしていると、体を守っている免疫細胞の力(免疫力)が弱くなって、風邪やインフルエンザなどの病気にかかりやすくなります。

だから、風邪から早く回復するためにも、体の免疫力をつける食事を摂るようにしましょう。


あとは、何といっても休養が一番!
薬膳食材を摂った後は、睡眠をたっぷりとるようにしましょう。

超簡単!美味しい!
風邪の症状別 薬膳レシピ

それでは、ここからは風邪の症状別薬膳レシピをいくつかご紹介します!
どれも簡単に調理できますので、「風邪かな?」と思ったときは、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

風熱タイプのあなたは、のどを保護する薬膳を!

はちみつ大根

材料:約5杯分
  • 大根・・・50g
  • はちみつ・・・70g
  • ミント・・・お好み

はちみつ大根は「大根あめ」とも呼ばれていて、昔から風邪の症状があるときに食べられてきました。
発汗、消炎作用がある「大根」と、セキやたんに良い「はちみつ」の組み合わせです!

はちみつ大根の作り方
  1. はちみつ大根は「大根あめ」とも呼ばれていて、昔から風邪の症状があるときに食べられてきました。
    発汗、消炎作用がある「大根」と、セキやたんに良い「はちみつ」の組み合わせです!

  2. はちみつを、大根がひたひたにつかるくらいまで入れて、3時間以上置く。

    はちみつを、大根がひたひたにつかるくらいまで入れて、3時間以上置く。

  3. 「2」の大根はちみつ液(大さじ1)をカップに入れ、お湯を注いで混ぜたら、ミントを散らす。

    「2」の大根はちみつ液(大さじ1)をカップに入れ、お湯を注いで混ぜたら、ミントを散らす。

はちみつ大根の残りで「きなこ大根」

きなこ大根

材料:2人分
  • 大根(はちみつ大根で残ったもの)・・・50g
  • きな粉・・・大さじ1
  • 黒糖・・・お好み

はちみつ大根は、大根はちみつ液を飲むのですが、そうすると、最後に大根が残ります!
その残った大根を再利用すれば、ちょっとしたスイーツに変身♪
きな粉はタンパク質が豊富で、消化が良いので、風邪の回復期にもオススメです!

きなこ大根の作り方
  1. 大根に、きな粉、黒糖(お好み)をふりかけ、混ぜる。

    大根に、きな粉、黒糖(お好み)をふりかけ、混ぜる。

●このレシピは、以下を参考にさせていただいています。

風寒タイプのあなたは、体を温める薬膳を!

黒糖しそ生姜湯

黒糖しそ生姜湯

材料:2人分
  • 青じその葉・・・4枚
  • 生姜・・・ひとかけ
  • 黒糖(粉末)・・・小さじ1
  • お湯・・・400ml

ゾクゾクとした寒気にオススメの、薬膳ドリンクです!
黒糖にはほんのり甘さがあり、ほっこり体が温まります。

黒糖しそ生姜湯の作り方
  1. 青じそ、生姜は千切りにして、耐熱ポットに入れ、熱湯400mlを注いで2分ほど蒸らす。

    青じそ、生姜は千切りにして、耐熱ポットに入れ、熱湯400mlを注いで2分ほど蒸らす。

  2. 「1」をカップに注ぎ、黒糖を加えて混ぜる。

    「1」をカップに注ぎ、黒糖を加えて混ぜる。

くず湯

くず湯

材料:2人分
  • くず(本葛)・・・小さじ1
  • お湯・・・150ml
  • お水・・・少量
  • はちみつ・・・お好み
  • 黒糖・・・お好み

くずの根からとれる「くず」は、漢方薬の葛根湯の原材料にもなっています!
発汗作用があり、ゾクゾクとした寒気を改善してくれる、薬膳ドリンクです。

黒糖しそ生姜湯の作り方
  1. カップにくずを入れ、少量の水で溶かす。

    カップにくずを入れ、少量の水で溶かす。

  2. お湯を注ぎ、お好みで、はちみつや黒糖を入れる。

本格的な風邪をひいてしまったら??

本格的な風邪に!レンコンと生姜のトロトロ雑炊

本格的な風邪に!レンコンと生姜のトロトロ雑炊

材料:2~3人分
  • ご飯・・・お茶碗2杯分
  • 鶏ささみ(細切り)・・・2本
  • にんじん(みじん切り)・・・1/4本
  • 大根(みじん切り)・・・3~4cm
  • 白ネギ(小口切り)・・・1/3本
  • レンコン(すりおろし)・・・50g
  • 生姜(すりおろし)・・・適量
  • 卵・・・1個
  • 刻みのり・・・お好み
  • 青ねぎ・・・お好み
  • 酒(ささみの下味)・・・小さじ2
  • だし汁(昆布とかつお)・・・800cc
  • 塩・・・小さじ1/2
  • しょうゆ・・・小さじ2

風邪全般にオススメ!薬膳食材がたっぷりの栄養満点レシピです。
レンコンはのどの炎症を沈めてくれて、セキやたんによいことが昔から知られています。
生姜やネギが、体を温めてくれます。

レンコンと生姜のトロトロ雑炊の作り方
  1. 鶏ささみは、細切りにして、酒で下味をつけておく。

  2. 鍋にだし汁、にんじん、大根、「1」のささみを入れ、野菜が柔らかくなるまで煮る。

  3. 「2」に、すりおろしたレンコンと生姜、白ネギ、塩、しょうゆを入れ、トロミが出るまで煮る。

  4. 「3」に、ご飯を入れ少し煮たら、溶き卵をまわし入れ、火を止める。

  5. お茶碗に盛り、刻みのりと青ねぎを、お好みで散らす。

    お茶碗に盛り、刻みのりと青ねぎを、お好みで散らす。

●このレシピは、以下を参考にさせていただいています。

いかがだったでしょうか?

風邪はひき始めが肝心といいます。
風邪を長引かせないためにも、風邪タイプをしっかりと把握し、早めのケアを心がけたいですね。

また、社会人としては、周りに迷惑をかけないためにも、風邪にかからない、うつさないための予防対策も大切です。

このページでは、風邪を防ぐためのチェックシートが配布されています!

ぜひ、参考にしてみてくださいね!

この記事の監修にご協力いただきました
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