上司は必見!イマドキ新入社員のモチベーションを引き出す言葉のかけ方まとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

本サイトの情報は、医療機関や厚生労働省など、可能な限り信頼できる情報を根拠にして調査・掲載しております。
ただし、効果にはどうしても個人差がありますので、皆様の判断と責任のもとで参考にしていただければ幸いです。
もし、体調が悪いときや身体に異変を感じている時には、当サイトの情報だけで自己判断せず、必ず医療機関を受診するようにしてください。

こんにちは!
薬剤師ネット公式ナビゲーターのナナです♪

春が終わり、ちょっと汗ばむような日が増えてきましたね。
4月に新卒募集をしていた会社は、新入社員が入ってきて早2ヶ月となりますが、あなたの会社には、なんだか調子が下がってきた新人はいませんか?

落ち込む新人

例えば、他の社員と比べて表情が暗かったり、仕事に対する情熱が薄いと感じたり・・・
もしかしたら、まだまだ慣れてない社会人生活にとまどっていることも多いのかもしれません。

でも、そんな傾向がある新入社員に「やる気を出させよう」と注意したり激励したりする際は気をつけてください!

なぜなら、たとえキツく言ったつもりがなくても、新入社員のとらえ方次第で逆にやる気を奪ったり、最悪の場合、会社を辞めてしまうということもあるからです!

「そんな、ちょっと注意したぐらいでいきなり辞めるなんて・・・」と思うかもしれませんが、イマドキの新入社員の「価値観」は大きく変わってきています。
上司や先輩たちの年代では当たり前だった価値観で注意してしまうと、思わぬ反発を招くこともあるんです。

そんな事態を防ぐためにも、今回の記事ではイマドキ新入社員の価値観の傾向と、モチベーションをアップさせるための言葉のかけ方について紹介します!

新入社員は会社にとっての貴重な財産であり戦力・・・会社で教育や指導を担当しているという方は、ぜひともチェックしてくださいね!

イマドキ新人社員へのメンタルトレーニング

※今回の記事の内容は、以下の書籍を参考にさせていただきました。
新人教育や部下との仕事のやりとりにおいても、とても参考になる内容だと思いますので、気になった方はぜひ手に取ってみてくださいね。

イマドキ新入社員の価値観は多様、先行き不透明な時代を豊かに生き抜くためにオフの時間を重視

まずはイマドキの新入社員の傾向をみてみましょう。

三菱UFJリサーチ&コンサルティングが調査した「2017年度 新入社員意識調査アンケート結果」から、「新入社員が会社に対して望むこと」の質問に対する答えを抜き出してみました。


●新入社員が会社に対して望むことベスト3
  • 1位. 人間関係がよい・・・2,716pt
  • 2位. 自分の能力の発揮・向上ができる・・・1,597pt
  • 3位. 残業がない・休日が増える・・・940pt

※回答者数1,327、最大2つ選択(1位を3点、2位を2点、3位を1点としてポイント化)

【参照】三菱UFJリサーチ&コンサルティング 新入社員意識調査 2017


上記のアンケート結果を鑑みると、イマドキの新入社員には以下の3つの傾向があるといえます。

1. 意見の衝突を避ける傾向にある

イマドキの新人は、自分の意見を言って衝突してしまうことより、自分の意見を抑えることで穏便に済ますなど、衝突を避ける傾向にあります。
(もちろん、不必要に衝突する必要はないのですが、仕事では衝突を恐れず意見をだすことで、より成果が上がることもありますよね)

これは、新入社員の世代(1990年代生まれ)は核家族で育った人が多いためか、親や教師以外の年上の人と接することが少なく、上司や先輩との積極的なコミュニケーションに慣れていないことが原因としてあげられます。
それを示すかのように、同アンケート調査での「理想の上司像」については“情に流されやすい面もあるが、寛容的で忍耐強い人格者”の「寛容型」が第一位となっています。

2. スキルアップには熱心だが、すぐに結果を求めがち

1990年代生まれの新入社員は、生まれてからずっと不景気といわれる中で生きてきたため、自分の将来に不安を感じている人が多いです。
そのため、将来を生き抜いていくための自分のスキルアップに関してはとても熱心です。

その一方、幼少期からインターネットがあったせいか、「検索すればただちに答えがわかる」という考えがベースにあり、仕事でもすぐに正解(答え)や成果を求める傾向があります。

仕事の中には「成果をだすまでに時間がかかること」や、すぐには正解がわからず「自分で時間をかけてたどり着いてこそ身につき理解できる」ことも多くあるため、そういった仕事に対しては「忍耐が足りない」と思うことも・・・。

そういえば、2015年に物議を醸した「熱心な大学生を特例としてインターンシップで受け入れ、名刺整理を任せたらすぐに辞めてしまった事例」がありましたが、これはその最たる例といえるかもしれません。

3. 仕事がメインではなくオフの時間を充実させて人生を豊かにしたい

イマドキの新入社員は、「就業後や休日などのオフ(プライベート)の時間を充実させることで人生が豊かになる」と考えていることが多いようです。

オフの時間

これは、「豊かさ」の価値観が多様化していることを表しているかと思います。

一昔前では、「会社に尽くし仕事を頑張ることで給料があがり、給料があがることで欲しいものが手に入り生活が豊かになる」というシンプルな価値観が出来上がっていました。
しかし現代は、そう単純ではありません。

さきほどもお伝えしたように、彼らは生まれた時から“誰もが知る大企業ですら倒産してしまう”ような、不景気の中で生きています。
そのため、「ひとつの会社や仕事だけに尽くす」人生の危うさを理解しています。

また、モノが溢れている現代では、なるべくモノをもたないという「ミニマリスト」が幸せであるという価値観すらある時代です。

このように、多様化した価値観のある現代の新入社員は、仕事だけでなくオフの時間も充実させることで「人生の選択肢」を増やし、より豊かになれると考えています。

ですので、以下の記事にあるように、オフの時間には習い事などスキルアップのための時間も含まれており、一概に「遊ぶ」とか「休む」のではなく、人生を豊かにするための投資をしているともいえるのかもしれません。


一般的には「ゆとり教育」を受けて育った世代は、「危機感が足りない」「甘えている」などと思われがちです。

しかし実際には、将来のためにスキル向上に励んだり人生の選択肢を増やしたりと、先行き不透明な日本を生きてきた世代ならではの処世術やライフスタイルだといえるのかもしれません。

生まれ育った時代が違えば、価値観も違うもの。
この多様化した価値観の時代、上司や先輩が一方的にやり方を押しつけたりするのではなく、相手にあったやり方を選ぶという必要もありそうです。

ということでここからは、そんなイマドキ新入社員のモチベーションを上げ、ともに成果を上げるために効果的な「声のかけかた」について紹介していきます!

5年間、甲子園出場から遠ざかっていた野球部を再び甲子園へ導いたメンタルコーチの「声のかけかた」

今回の記事では、「言葉の使い方」を意識したメンタルトレーニングをおこなっている飯山晄朗(いいやま じろう)さんの書籍を参考にした、「イマドキ新入社員への声のかけかた」を紹介します。

飯山晄朗さんは、プロのメンタルコーチ兼経営コンサルタントで、甲子園出場の常連として有名な石川県の星稜高校の野球部で2013年から「メンタルコーチ」を担当していました。

星稜高校野球部は名門ですが、飯山さんがメンタルコーチに就任した時点では、ここぞという場面の勝負強さが足りず、5年も甲子園出場から遠ざかっていたんです。
(※2017/6/19:「星稜高校」を東京都と誤って記載していましたが、正しくは石川県でした。読者様より連絡をいただき修正いたしました)

高校野球

ところが、飯山さんが野球部員へのメンタルトレーニングをはじめて2年目で、青陵高校は見事甲子園へ出場しベスト16まで勝ち進むことに成功します。

このように、短期間で成果を上げた飯山さんの「言葉の使い方」とは一体どんなものだったのでしょうか・・・?

飯山さんの書籍を参考に、「こんな言い方をすれば、やる気を引き出し成果を上げられる」という言葉の使い方を、仕事の現場でよくあるシチュエーションを交えながら紹介していきたいと思います!

イマドキ新人社員へのメンタルトレーニング

1.「なぜ出来ないんだ?」ではなく「何が原因で出来ないんだ?」と聞く

新人が仕事でミスをしてしまったときに、上司のあなたが「なぜ出来ないんだ?」と聞くと、新人から「すみません・・・」という言葉が返ってきたことはありませんか?

そうすると、質問した側は「すみませんじゃなくて、理由を聞いてるんだ!」と思ってしまいますが、「なぜ出来ないんだ?」という言い方には「責めるようなニュアンス」が含まれているため、新人は萎縮してとっさに謝ってしまうんです。

なぜ出来ないんだ

ですが、「なぜ」を「何」に置き換えると、責めるようなニュアンスは無くなります。
「何が原因で出来ないんだ?」と聞かれると、言われた方はできなかった理由を答えることに意識が向くので、自分の行動を冷静に振り返りやすくなるんです。

もし今度、あなたの部署の新人がミスをしたときは、「なぜ出来ないんだ?」ではなくぜひ「何が原因で出来ないんだ?」と聞いてみてください。
きっと、ただ謝るだけではなく、ミスをした原因を新人自身が冷静に分析できるようになりますよ。

2.「出来ていないことは何なんだ?」ではなく、「出来ていることは何だ?」と聞く

もし、あなたの部下に完璧主義の傾向があり、何か仕事が出来なくて落ち込んでいた場合は、「出来ていないことは何なんだ?」ではなくて、「出来ていることは何だ?」と聞いてみてください。

そうすると、前項の「なぜ出来ないんだ?」と同様、責めるようなニュアンスが無くなり、かつ部下は自分のダメな面ではなくいい面に目を向けやすくなります。

できていること

完璧主義の傾向がある人は、他人に対してはもちろんのこと、自分に対しても厳しい傾向があります。
そのため、少しでも出来ないことがあると「こんなことが出来ないなんて、自分はダメな人間だ・・・」と自分を否定する考えに陥りがちです。

でも、「出来ていることもある」と思えれば、足りない部分を補おうと、仕事に前向きに取り組めるようになります。

また、上司の側としては新人の得意不得意をきちんと把握することができ、得意分野についてはなるべく本人に任せて、苦手分野については積極的にフォローするなど、良いマネジメントがしやすくなります。

3.「時間がない」と言い訳する人には、「自分で工夫して時間を作れ!」ではなく、「どれだけの時間がいるんだ?」と聞く

上司が部下に課題を与えたときに、部下がその課題を実行できなかった理由で多いのは、「時間がなかったから」というもの。
ですが、そんな新人に対して、上司が「自分で工夫して時間を作れ!」と叱責しては、よいマネジメントとはいえません。

そこで、「時間がない」という新人には、「どれだけの時間がいるんだ?」と聞いてみてください。
つまり、与えた課題をこなすのに必要な時間がどれくらい必要か、自分自身で考えさせてみるんです。

時間

たとえば、「日報を書く」という課題がこなせない新人には、「日報を書くには、どれくらいの時間が必要なんだ?」と聞いてみましょう。
そうすると、新人は「よく考えればたったの10分くらいだな」と意識をあらためることができます。

そして、日報を書くのにかかる時間がわかったら、あとは「その時間をどうやって作るか」「いつやるのか」などを新人と一緒に考えてあげましょう。
例えば、「移動時間などのスキマ時間に準備しておく」「終業時間の15分前にリマインドメールが届くように設定する」といったように、忘れないための仕組みを作れば、日報を書き忘れることがグンと減るかもしれません。

確かに、新人のうちは覚えることが多く、やることが山積みで時間が足りないということも多くあります。
ですが実際には、「あまりおもしろい作業じゃない」「面倒くさい」といった心理でただ後回しにしている仕事も多いものです。

「どれだけの時間がいるんだ?」と聞くことで、自分自身でタイムマネジメントできるようにうまくリードしてあげましょう。

4.迷っている新人には「迷ったならとにかく行動しろ!」ではなく、「成長できる方を選んでみろ」と言う

あなたの部下が、自分が担当するクライアントへ提出する企画案について、次のふたつのうち「どちらを提案しようか迷っています・・・」と相談してきたら、あなたならどうしますか?

  1. 費用はかかるけど、うまくいけば高い利益が見込める施策
  2. 費用は抑えられるが、得られる利益は「1」ほど多くはない施策

どちらの施策も正解といえる場合だったり、忙しくてじっくり吟味する時間がない場合、つい「どっちでもいいからとにかく行動しろ!」と突き放すような言葉をいってしまうかもしれません。

でも、そんなときはぜひ、「自分が成長できる方を選んでみろ」と答えてあげてください。

分かれ道

新人が「自分が成長できる」と考えて挑戦したならば、たとえ結果がうまくいかなくても後悔はしませんし、必ず得られるものがあります。
また、さきほど説明したイマドキ新入社員の傾向である「スキルアップには熱心」という点もプラスに働きますよね。

また上司も、新人がそういった覚悟をして進めている仕事ならば「必ず成功させてあげたい」と、バックアップに熱がこもりますよね。
なので、あなたの部下が仕事で迷っていたら、ぜひ「成長できる方を選んでみろ」と背中を押してあげてくださいね。

5.「甘えるんじゃない!」と突きはなすのではなく、「不安そうだな」と思いやる

新入社員が、営業ではじめてプレゼンを任され、不安そうな顔で上司であるあなたに相談してきたとします。
そんなとき、「甘えるんじゃない!」と言われたら、突きはなされていると感じてやる気を失ってしまうかもしれません。

このような場合は叱咤するのではなく、代わりに「不安そうだな」と相手のことを思いやる言葉をかけるといいでしょう。

声かけ

新人は、まず自分の不安な気持ちを察してもらうことで安心します。
そして、「実は、●●がうまくできるか不安で・・・」といった、具体的に不安に感じている点まで伝えてくれるかもしれません。

そうすれば、上司もその不安をどうやったら解消できるか、具体的なアドバイスがしやすくなります。

誰しも、初めての仕事や大きな仕事は緊張しますし、不安なものです。
上司であるあなたも、同じように経験してきたことのはずなので必ず共感できるでしょう。

大事なのは、新人が「上司は自分のことを気にかけてくれている」と感じられるような声のかけ方をし、相談しやすい空気をつくることです。
自分の新人時代を思いだし、「どんな言い方をしてくれる上司だったら気持ち良く仕事ができたか」と考えてから声をかけてみるといいかもしれません。


いかがでしたか?

今回は、イマドキ新入社員の価値観の傾向と、モチベーションをアップさせるための言葉のかけ方について紹介しました。

あなたの声のかけ方ひとつで、部下の仕事への姿勢、そして成果が変わってきます。
部下の教育や指導に悩んでいる方は、今日からぜひ試してみてくださいね。


※今回の記事を書くにあたり、下記のWebページと書籍を参考にさせていただきました。


執筆/編集協力 チーム平野(株式会社ウェブライダー)


本サイトの情報は、医療機関や厚生労働省など、可能な限り信頼できる情報を根拠にして調査・掲載しております。
ただし、効果にはどうしても個人差がありますので、皆様の判断と責任のもとで参考にしていただければ幸いです。
もし、体調が悪いときや身体に異変を感じている時には、当サイトの情報だけで自己判断せず、必ず医療機関を受診するようにしてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

薬剤師求人プレミアへ